過去ログ - カルタ「ちよちゃんは蜻さまのことが好きなんだね」
1- 20
1: ◆cSsNy1w6Kk[sage]
2012/04/13(金) 20:38:54.37 ID:FbZ1SBdA0
・妖狐×僕SSです。

・青鬼院蜻蛉×白鬼院凜々蝶

・亀更新

・もし蜻蛉が文通をしていたらというif話

・突っ込みどころ満載ですがよろしくお願いします。

蜻蛉「最後まで読んだお前はドM!」

凜々蝶「やめんか!」

SSWiki : ss.vip2ch.com(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)



2: ◆cSsNy1w6Kk[sage saga]
2012/04/13(金) 20:42:12.85 ID:FbZ1SBdA0
僕に許婚がいると知ったのは、小学校中学年の頃だった。
あの頃にはもう、学校では孤立していて悪態をついていた。
学校の中でも家の中でもなじめずにいた頃だ。
そんなある日、突然に僕に知らせられた許婚の話。
最初はうんざりした。
以下略



3: ◆cSsNy1w6Kk[sage saga]
2012/04/13(金) 20:46:03.07 ID:FbZ1SBdA0
凜々蝶「こ、これでいいかな」

僕は淡い水色の便箋に綴った文を読み直していた。
書き間違えや、間違った漢字がないかなと、入念に読み直す。

以下略



4: ◆cSsNy1w6Kk[sage saga]
2012/04/13(金) 20:53:35.98 ID:FbZ1SBdA0
数日後――

御狐神「蜻蛉様。お手紙が届いています」サッ

蜻蛉「ほう。許嫁殿からか」
以下略



5: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/13(金) 21:32:48.05 ID:FbZ1SBdA0
一通り読み終わり、返事はどうするか考えた。
私の字は汚い。
未だに子供みたいな字はよくからかわれ、あまり人に見せたくはない。
けれどきっと返事を出さないと許嫁殿は悲しむだろう。
手紙から感じた許嫁殿の印象は、丁寧で繊細な印象だったから。
以下略



6: ◆cSsNy1w6Kk[sage]
2012/04/13(金) 21:39:45.08 ID:FbZ1SBdA0
続きはまた後で書きます


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/13(金) 23:28:05.45 ID:64tmiJ6DO
いぬぼくですと…
期待!


8: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/14(土) 23:59:09.44 ID:rFjG3xNz0
数日後――

僕が学校から帰ると、いつも出迎える使用人が何かを持って待っていた。

「お帰りなさいませ、凜々蝶様。お手紙が届いております」
以下略



9: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/15(日) 00:16:35.82 ID:ZNbIsn6k0
部屋に戻ると僕は、机の引き出しからペーパーナイフをとりだす。
封筒を下手に破かないように、慎重に封を切る。
どんな内容が書かれているのか、胸が高鳴りどきどきしていた。

凜々蝶「できた!」
以下略



10: ◆cSsNy1w6Kk[sage]
2012/04/15(日) 00:20:13.17 ID:ZNbIsn6k0
少しだけですが、眠いのでここまで。
スレを立てた日は蜻蛉の誕生日なんですね。知りませんでした。


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]
2012/04/15(日) 00:49:15.87 ID:PnYnYAIAO
乙だぞ我が肉便器よ!
俺得にも程がある


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/15(日) 09:07:31.46 ID:XKhESqxNo
原作で自分で文通してたけど私得なので期待


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/04/15(日) 12:54:23.18 ID:jMab5ndAO
推奨BGM:SM判定フォーラム


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/15(日) 13:29:37.38 ID:381hmijf0
ふははは、見に来てやったぞ性奴隷ども!


15: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/15(日) 19:15:57.59 ID:ZNbIsn6k0
あれから、何年がたっただろうか。
気づけば僕と蜻蛉との文通は2、3年続いていた。
春が、夏が、秋が、冬が、何度も繰り返し、今は夏がやってこようとしている。
外にでているのも、暑く感じてきた。
内容は他愛もない世間話から、近況報告など。
以下略



16: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/15(日) 19:34:55.58 ID:ZNbIsn6k0
いつもより郵便が来る時間は遅かった。
今日は平日で、家には毎日郵便が届く。
ほとんど、家のものへの郵便だが。
なので郵便が来ない日はあまりないのだ。

以下略



17: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/15(日) 19:38:55.16 ID:ZNbIsn6k0
凜々蝶「そんなことより、君はなにをしているんだ?」

反ノ塚「暑かったからアイス買ってきた。今はその帰り」

凜々蝶「そうか。……ふん、気をつけて帰ることだな!」
以下略



18: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/15(日) 19:48:08.47 ID:ZNbIsn6k0
今回の手紙には今度の夏休みに、青鬼院家の近くで夏祭りがあると書かれていた。
青鬼院家の近くで行われる夏祭りは、とても大きく、市でも有名な祭りだ。
僕は行ったことはないけれど、たくさんの屋台や何千発もの花火が打ち上がるという。
この前この話が書かれていたときは、幼馴染の先祖返りと屋台を回って、はしゃぎすぎてその屋台から出禁になったと聞いた。
その前には、よくからかうという先祖返りを射的の景品にしたてあげた、と書かれていた。
以下略



19: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/15(日) 20:01:29.90 ID:ZNbIsn6k0
その夜、僕は父親に呼び出された。
空いている和室の一部屋で、父は座って待っていた。
久しぶりに見る父の姿。
僕と父は、……母と妹もだが、一緒には暮らしていない。
僕が先祖返りだから、別々に暮らしているのだ。
以下略



20: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/15(日) 20:09:10.56 ID:ZNbIsn6k0
どうしてそう簡単に僕の人生を決めるのだろう。
僕にだって決まる前に話してくれればいいじゃないか。

凜々蝶「……どうしよう」

以下略



21: ◆cSsNy1w6Kk[sage]
2012/04/15(日) 20:12:30.15 ID:ZNbIsn6k0
えっと凜々蝶9歳、蜻蛉15歳で手紙を始めて年齢差は7歳で。
今は3年たって、凜々蝶11歳、蜻蛉18歳で。
……なんかわけわかんなくなってきた。
ともあれ、需要があるみたいなので何よりです。
誤字・脱字があったら脳内変換でお願いします。


91Res/66.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice