過去ログ - ほむら「夢にまで見た夢の世界……そこにわたしの居場所は無い」
1- 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 22:02:37.18 ID:57Y76hem0
ほむら「……」

いつもの病室。わたしは起きあがりもせず、部屋の天井を見上げていた。
気になることがあった。

ほむら(ワルプルギスの夜との戦い……)

こうして時間遡行の魔法を繰り出す直前に見た光景。
契約したまどかが、ワルプルギスの夜に向けて弓を引き絞り、攻撃を放った。
その攻撃で、あの世界のワルプルギスの夜は力尽きた。
まどかは魔女化せず、マミや杏子、さやかも生存していた。
かつてないほどに理想的な世界だった。
ただひとつ。まどかが契約をしたという事実を除いては。

ほむら(……いえ、そんなことは今はどうでもいい)

例えどれほど理想的な世界であったとしても。
まどかが契約した以上、そこはわたしが思い描く理想の世界ではない。
問題はひとつ。

ほむら(あの時のまどかの攻撃は……)

別段、特別な力は込められていなかったはずだ。
普通の、魔力を練って作り上げただけの光の矢。
それが、ワルプルギスの夜にトドメを差した。

SSWiki : ss.vip2ch.com(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 22:09:14.54 ID:57Y76hem0
ほむら(………)

あの時のまどかの攻撃よりも、マミが放った攻撃の方が明らかに強かったはずだ。
なのにそれは、ワルプルギスの夜に致命的なダメージを与えるには至っていなかった。
なぜ、まどかの攻撃が?それが疑問だった。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 22:11:05.04 ID:57Y76hem0
とりあえず今日のところはここまでです
これからチマチマ投下して行きますのでよろしくお願いします


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2012/05/01(火) 22:18:18.69 ID:/xzKsdHAO
2レスって……


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/05/01(火) 22:37:57.27 ID:9NTN8xKDo
まぁ応援してる。


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/01(火) 23:45:35.96 ID:+s9Y0KhJo
まぁ2レスで結構いいコンセプトを披露してくれてると思うけど
続き期待して待ってる


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]
2012/05/02(水) 00:59:40.12 ID:uPVusdjp0
凄い面白そうなにおいを醸しつつたった2レスでお預けだと……
>>1はなんてドSなんだ


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 21:55:57.83 ID:btZ0r2a00
一人思考を巡らしていると、病室のドアがノックされた。

ほむら(お見舞い?わたしにお見舞いに来てくれる人なんていたかしら……?)

疑問に思いながら、返事をする。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 21:57:36.53 ID:btZ0r2a00
ほむら「くっ!?」

反射的に、身構える。
……が、二人には敵意は無いようだった。

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 21:58:33.20 ID:btZ0r2a00
織莉子「……沈黙、ということは……やっぱりいい印象はないようね?」
キリカ「面倒だ、こっちの言いたいことだけ叩きつけてやればいいんじゃないのか、織莉子?」
織莉子「そうね……それでもいいかもしれないわね」

言いたいこと?なんだ?敵対宣言か?
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 21:59:31.23 ID:btZ0r2a00
織莉子「ごめんなさい、挑発するつもりはないのだけれど。ただ……なら、あなたの絶望とは、どこから来るのかしら?」
キリカ「………」
ほむら「何を言いたいの?」

苛立ちを隠そうともせず、盾の中から拳銃を取り出す。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 22:00:27.58 ID:btZ0r2a00
ほむら「……死ぬのが怖くないのかしら?」

今、わたしがこの引き金を引けば。美国織莉子の命を奪うことが出来る。

織莉子「怖いに決まっているわ。だから、今日のところは撤退させてもらいましょう」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 22:01:36.38 ID:btZ0r2a00
ほむら(わたしの絶望が意味する事?)

再び病室に一人となったわたしは、美国織莉子が残した言葉の意味を考えていた。
わたしが絶望するとしたら……それはきっと、いえ、間違いなくまどかに関わることだ。

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 22:03:11.07 ID:btZ0r2a00
今日はこれだけ
目標は毎日投稿
どれだけ短くとも、継続は力であるってことで


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/05/02(水) 22:05:30.66 ID:Pyvf/eLgo
期待大
毎日投下は更に期待


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 11:10:20.32 ID:GFxfXkYfo
|  |
|  |∧_∧
|_|´・ω・`) そ〜〜・・・
|桃|oC o
| ̄|―u'
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/03(木) 21:38:10.78 ID:7AzwJe110
それから数日の間は、特にイレギュラーな事態も起こらなかった。
端的に言ってしまえば、平和なのだ。
まどかがキュゥべえと接触してしまったことに関しては、もう仕方ないと思えば割り切れる。
契約さえさせなければいいのだ。
巴マミとは、それほど険悪な仲になることはなかった。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/03(木) 21:39:53.26 ID:7AzwJe110
そして来たる、巴マミの天敵……お菓子の魔女が現れる日。

マミ「暁美さん……わかる?ここの魔女……強力な魔女よ」
ほむら「ええ、わかっている」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/03(木) 21:41:33.52 ID:7AzwJe110
さやか「あ、マミさん、まどか、転校生!早く早く!」
ほむら「!? 美樹さん、あなた……」

結界の中枢。そこには孵化しかかったグリーフシードと……魔法少女姿の美樹さやかがいた。

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/03(木) 21:42:53.76 ID:7AzwJe110
QB「出て来るよ!」
まどか「き、気をつけて、みんな!」

グリーフシードを中心にして、黒い渦が巻き起こる。
そして出て来たのは、小柄な魔女。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/03(木) 21:44:06.22 ID:7AzwJe110
マミ「まぁいいわ。それじゃ、まずはこれで!」

わたしの忠告を素直に聞いてくれたマミが、マスケット銃を魔女の小さな体目掛けて撃ち放つ。
高いところに座していた魔女の体に命中。
その口から、あの大きな体が這い出てくる。
以下略



302Res/155.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice