過去ログ - さやか「全てを守れるほど強くなりたい」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/08/14(火) 23:47:43.59 ID:Tq/b93SP0

煤子「だから私のお願いを聞いて、美樹さやか」

さやか「う、うん!煤子さんのために何か、私にできることがあるなら!」


知らない人でも、不思議と嘘をついているようには見えなかった。

そんな目をしていた。


煤子「……時間がないの、だけど私の今まで生きて、培ってきたことを、出来るだけ貴女に伝えたい」

さやか「……ど、どうすれば」

煤子「聞いてほしい、覚えてほしい、口で言うだけなら、それだけよ」


膝を曲げた煤子さんの目線が私と並ぶ。


煤子「これは貴女の人生の、これからのためでもある……そのつもりで、聞いてくれる?」

さやか「……うん!」

煤子「……ありがとう、さやか」


人が安堵し、柔らかく崩れる顔。

私はその笑顔に応えようと、子供ながらに決心したのだった。



† それは8月3日の出来事だった



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