過去ログ - 垣根「本当の意味で」フィアンマ「世界を、救う」(安価スレ)
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11: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/11/07(水) 20:34:00.59 ID:pYypQOn90
《記載し忘れましたが、連続取得・連投行為は良識の範囲内でご自由に》


垣根「…、いつ死ぬかわからねぇんだぞ」

現実を突きつけることで、垣根は彼女を諦めさせようとした。
フィアンマはしばらく考えた後、猫を甘やかす。
垣根は彼女の頬から手を離し、再度捨てて来いと促した。

垣根「適当に路地裏に放って…、走るか瞬間移動してくれば良いだろ」

フィアンマ「……」

垣根「…フィアンマ、」

しびれを切らしたように呼ぶ垣根に対し、フィアンマは渋々といった様子で頷いた。
そして、里親を探すと言い張ると、ホテルを出て行った。リハビリをしっかり行った彼女は、現在普通に歩けている。
上条によって救われた以上もう彼女の体に悪意の籠った術式は存在しないが、果たして大丈夫だろうかと垣根はため息を漏らす。
この長いような短いような期間で、彼女は彼の中で割とか弱い女の子だという認定に変化した。
何度も命を賭けて助けたからだろう。もはや、離れるだけで気が気でない。

垣根(…病んでやがる)

心配しすぎでは、執着し過ぎでは、と自らを窘め、垣根はため息を漏らす。
今日は何度もため息をついてしまっている。幸せが逃げる一方だ。

垣根(アイツが目も当てられないブサイク且つ性格も最悪でチートどころじゃねえ強さを持ってたらな…)

それなら何の心配も要らないのに。
だが、そんな人間とも呼びたくないクリーチャーを自分が好きになるとは思えない。

垣根「…どうしたらアイツは俺だけ好きでいるんだ…?」

充分好かれてはいるし、自分だけが愛されているだろう自信もあるが、何となく彼女の性格は移り気な気がする。
被害妄想にも似た思いをそうした台詞で出力し、垣根はぼふりとベッドへ仰向けに倒れた。
恋愛相談を出来る友人など居ない。トールはそれに入るかもしれないが…いかんせん、あまり連絡しない。

エイワス「>>13




《今日は寝ます。スレ立て早々すみません、お疲れ様でした》


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