過去ログ - ハクオロ「最後の希望、『ガメラ』……」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/17(土) 22:09:56.36 ID:wpf7ZtKIO

ダイハク「あ、あ、あああ……」


腰を抜かした彼の脳裏に浮かんだ のは『一年前』。
大國『クンネカムン』と連合軍の『大戦』の時。

『調停者』として強大な権力を持っていたオンカミヤムカイ。
その影響か、ダイハクのいた國は滅多な事がない限り安全であった。

……あの大戦で、オンカミヤムカイがクンネカムンに落とされるまでは。

幸運は、彼の國を襲ったのがクンネカムン左大将『ヒエン』の部隊だったこと。

抵抗する者以外を無闇に傷付けなかった武士(もののふ)の隊。
そんな部隊と戦を開始してから数分後には、兵士達は散り散りに逃走。

兵士達は『アヴ・カムゥ』という巨人……
クンネカムンの『力』に蹂躙されるのを恐れた。

勿論、ダイハクも必死に逃げ出した兵の一人である。

その時、ダイハクは『アヴ・カムゥ』の人智の及ばぬ力を目の当たりにした。

ただ腕を振るうだけで人が死に、刀も矢も通じない『破壊の権化』。


ダイハク「ひ、ひぃぇぇ!!」


ダイハクが今感じているのは、あの時と寸分違わない……



  ──『災厄の気配』──





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