過去ログ - サーニャ「もっとみんなと仲良くなりたい…」
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13: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 21:30:02.39 ID:kvwXeYNc0
「なるほど。 ハイデマリーがねー」

結局、今朝からの流れを一通り説明してしまった。
なんだか、恥ずかしい相談をした気がするけど、
ハルトマンさんは笑わずに聞いてくれた。
腕組をして、うんうんうなづいているかと思ったら、

「そうだね。 普段話をしない人と会話するのは難しいよ。
 お互いに気を使っちゃうし、相手にどこまで歩み寄っていいのかわからないから。
 だからって、そこで終わりにして、自分から距離を作っちゃいけない。
 何度も話すことで打ち解けてきて、相手だって心を開いてくれるはず」

「もう一つ大事なことは、人間関係は一対一のものじゃない、ってことだ。
 相手には他に仲のいい相手もいるかもしれない。
 でもそれは、ポジティブに考えれば、友達の友達は友達ってこと。
 元々仲のいい友達を通せば、人間関係を広げやすいってことさ」

唐突に口を開き、一気にまくしたてた。

「…にしし。 これ、人の受け売りで、私の言葉じゃないんだけどね。
 私も、人付き合いがそんなに得意なわけじゃないからさ」

そうは思わないけど…
つまり、誰かと何度も話していれば仲良くなる…
誰かと仲良くなれば、その相手の友達とも自然と仲良くなる…
そういうことかな?

「この隊にはさ、さーにゃんを嫌いな人なんて誰もいないよ。
 だから、変に構えずに、気楽に話しかければいいんじゃないかな?
 私が言えるのは、そんなとこかな」

「ありがとうございます。 ハルトマンさん。
 …ところで、さっきのは誰の言葉なんですか?」

「ああ、あれは昔の私の仲間で…
 伯爵…えっと…クルピンスキーっていう人の言葉なんだけど」

聞き覚えのある名前だった。
確か…

「その方なら、知っています。
 ここに来る前にお世話になった、502部隊で…」

「あ! そうだよ、さーにゃんとエイラって、502にいたんじゃん!
 うわ、懐かしいなー! 詳しく聞かせてよ! ロスマンは…」


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