過去ログ - 魔王「よくぞ来た、勇者よ」男(抱きしめて頭撫でてやりたい)
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2013/02/08(金) 01:22:25.80 ID:J0MZs/eOo
タイトルの通りよくある勇者もの
注意事項としては
・初ss
・地の文あり
・多分更新は不定期
取り敢えず投下
SSWiki :
ss.vip2ch.com
2
:
1
[sage]
2013/02/08(金) 01:24:18.47 ID:J0MZs/eOo
ー
ーー
ーーー
〜魔王城〜
以下略
3
:
1
2013/02/08(金) 01:25:45.81 ID:J0MZs/eOo
音に気付いた魔王軍の兵士が部屋の中へ飛び込んでくる。
兵士「一体今の音は!?……なっ、側近様、どうされたのですか!?大魔王様は何処へ!?」
側近「…クッ、大魔王様が…乱心なされた…!私を、殺そうと…咄嗟に、結界を張り…何とか…」
以下略
4
:
1
2013/02/08(金) 01:28:54.09 ID:J0MZs/eOo
〜三ノ国 王都 城内〜
男「…今、何て?」
王「だから、お主は勇者に選ばれたと言ったんじゃ。」
以下略
5
:
1
2013/02/08(金) 01:33:11.34 ID:J0MZs/eOo
男「いや普通、勇者ってのはこう…もっと若くて情熱に満ち溢れた奴が選ばれるもんだろ?…"俺が世界を平和にするんだ!!"みたいなさ。」
王「…まぁ確かに、幾ら腕が立つとは言っても、お主の様な者が勇者に選ばれる事はまず無いな。正直に言えば、こちらとしても戸惑っておる。」
王「だが、"聖剣"に選ばれたのは事実。仕方あるまい?」
以下略
6
:
1
2013/02/08(金) 01:35:31.29 ID:J0MZs/eOo
王「とにかくだ、もうお主は勇者に選ばれてしまった。今更何を言ったところで無駄じゃ。諦めろ。」
男「諦めろとか勇者にかける言葉じゃないだろ。…ハァ、それで?この勇者めは一体何をすれば宜しいんでしょうか、オーサマ?」
王「…最近多発している魔物被害。私を含めた"王達"は、それに何か良からぬものを感じている。そこで、"勇者達"にはその原因を探ってもらいたい。」
以下略
7
:
1
2013/02/08(金) 01:40:41.26 ID:J0MZs/eOo
王「いや、それがな。…何とも不可解な話なんじゃが、我が国でもう1人勇者に選ばれた者が居るのじゃ。」
男「どういう事だ。勇者は一つの国から1人しか出ない筈だぜ?」
王「新たな聖剣が見つかったのじゃよ。」
以下略
8
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1
[sage]
2013/02/08(金) 01:42:01.52 ID:J0MZs/eOo
短いけど今回はここまで
ではまたそのうち
9
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/02/08(金) 01:50:38.20 ID:dxX6W2Z80
乙でした。
期待できそうだ。
10
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/02/08(金) 21:29:07.48 ID:J/Jxviyzo
乙でした
11
:
1
2013/02/09(土) 21:12:13.68 ID:XrF5dl/vo
こんばんは
ssは初なので、もし文章が分かりにくかったりしたら教えてくれると有難い。
では投下
12
:
1
2013/02/09(土) 21:13:55.20 ID:XrF5dl/vo
〜街はずれの森 老賢者の家〜
老賢者「…ぷっ…くく、お前が…ゆ、勇者…?くふっ…」
男「笑いたきゃ笑え。似合わないのは俺が1番良く分かってる。」
以下略
13
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1
2013/02/09(土) 21:16:16.72 ID:XrF5dl/vo
老賢者「まぁそいつに関しては、今更どうしようもない。成る様に成ったと言うだけの事だろう。」
老賢者「…それより、出発はいつだ?」
男「一週間後。その後は、一ノ国で御一行様達の顔合わせだそうだ。」
以下略
14
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1
2013/02/09(土) 21:19:26.86 ID:XrF5dl/vo
老賢者「…さて、男よ。」
声のトーンを下げ真剣な顔で切り出す老賢者。
老賢者「…無論、パーティは全員女の子で固めるのだろう…?」ゴゴゴ
以下略
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1
2013/02/09(土) 21:21:56.46 ID:XrF5dl/vo
〜王都 酒場〜
翌日、男は地図を頼りに老賢者から聞いた酒場の前に居た。王都には何度も足を運んでいたが、こんな所に酒場があるとは知らなかった。しかもかなりデカイ。
店内に入り中を見回すと、奥の方にカウンターがあり、そこに受付らしき女性がいた。…他にそれらしい奴は見当たらないし、多分この子だな。取り敢えず声をかける。
以下略
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:
1
2013/02/09(土) 21:23:02.60 ID:XrF5dl/vo
男「あー、お嬢ちゃん。気合たっぷりの所すまないが、俺の方で条件は決まってるんだ。オススメはまた今度にするよ。」
受付嬢「あ、そうですか…」
少しシュンとした様子の受付嬢。…本気であの中から探す気だったのか。
以下略
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1
2013/02/09(土) 21:25:12.30 ID:XrF5dl/vo
ファイルの中から人物の資料を取り出す。
受付嬢「…この者なんかはどうです?」
男「…駄目だな。」
以下略
18
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/09(土) 21:25:40.80 ID:bhaTKTKf0
棚町「っ!! あ、あれは... その...」
橘「彼氏がいるから気安く誘うなって言ったのは薫だぞ」
以下略
19
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/09(土) 21:26:33.51 ID:bhaTKTKf0
すみません、投稿ミスです。大変、失礼しました
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1
2013/02/09(土) 21:29:33.55 ID:XrF5dl/vo
受付嬢「…探す気、あるんですか…?」グス
次々と広げられる資料の人物を片っ端から除外していった結果。ちょっと涙目になりながら訴える受付嬢。
男「ああ、悪かった。別に泣かせるつもりは無かったんだ。…だがどいつもこいつも"騎士団"だの"王宮魔導師"だのばかりじゃないか。」
以下略
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1 チョットだけビックリした
2013/02/09(土) 21:31:56.27 ID:XrF5dl/vo
受付嬢「だって、"オススメ"はまた今度って言ってたじゃないですか。」
男「……おい、もしかしてそれ…全部お嬢ちゃんの言うとこの"オススメ"なのか?」
受付嬢「ハイ!特別なお客様にしかお見せしない、言うなれば"裏メニュー"!有名な凄腕から訳ありな感じの人まで何でもごされです!…老賢者様の紹介だと言うからご用意したのに。」
以下略
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