過去ログ - 透華「この裸単騎には魔法が掛けてありますわよ！」衣「片腹大激痛！」
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14: ◆ttcnBecwyw[sage saga]
2013/02/08(金) 04:51:04.49 ID:hofuWirs0
※これはこのSSとは基本的に関係ないネタです。



―宮永の夏―


その年のインターハイ個人戦。台風の目となった選手は二人いた。

宮永照と、宮永咲。

奇しくも同じ苗字（当時は二人を姉妹と知る者は少なかった）の選手が破竹の勢いで勝利していく様子を見て、自然とこ

の年のインターハイはこう呼ばれることとなった。



宮永の夏、と。


宮永照は世に知られて久しく、その打ち筋は周知のものだったが、宮永咲は今年から出てきた選手。

どんな打ち手か、無名の清澄高校の大将として出場した団体戦で、すでにその片鱗を覗かせていたが、個人戦でついに開

花。その圧倒的な打ち筋は、宮永咲と同卓した者たちにとっては笑えないジョークを生み出すこととなった。


咲「その牌カン！　――もういっこカン！！　カン！！！　カン！！！！」ｺﾞｯ

咲「ツモ！　嶺上開花。四槓子の責任払いで終了です。麻雀って楽しいよね！！」ﾆｯｺﾘ




――麻雀は、３つの段階に分かれている。

――――席決めと、賽振りと、起家の第１摸打だ。


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