10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/15(金) 21:51:46.76 ID:l5AcOoEYo
ほむら「いいわね、上条君。私も恋人でも居れば、入院生活も少しは楽しいだろうに……」
恭介「……えっと、何度も言ってるけど、僕とさやかはそんなんじゃ……」
ほむら「……ふーん、そうなの」
恭介「そうだよ」
ほむら「……実際、さやか、貴方に好意を持っていると思うけど?」
恭介「からかわないでくれよ。そんな訳がない」
ほむら「そうかしら?」
恭介「そうさ。僕みたいな軟弱な男……さやかがそんな風に思うはずがない」
ほむら「えっ?」
恭介「……なんだよ、その顔。鳩が豆鉄砲くらったような」
ほむら「それ、本気でいってるの? あんなに甲斐甲斐しくお見舞いに通っているのに」
恭介「さやかは……優しいんだよ。
バイオリンしか特技の無い僕が、それすらも無くなって 元気をなくしている。
それを心配してくれているんだ」
ほむら「……」
上条恭介は、美樹さやかに対して強い劣等感を持っていたらしい。
頭がいいとはいえないけれども、元気一杯で
クラスの中でも目立つ存在の美樹さやか。
決して根明とはいえない 上条恭介なら、
そういう気持ちがあっても不思議はない……か?
この時間軸で 初めて知った。
今まで、上条恭介と親しく話そうとした事など なかったのだから……。
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