35: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:08:19.85 ID:ZGXZ9y1p0
千早「……――」
律子。もうすっかり、頼れるプロデューサーね。
竜宮小町がトップに立つのを見られなくて、残念で仕方がない。
36: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:09:10.40 ID:ZGXZ9y1p0
千早「…………かけない」
プロデューサーへの思いを、書けない。……ここに、書きたくない。
書けば、それで手紙が終わってしまう。
37: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:09:56.58 ID:ZGXZ9y1p0
……歌いたい、曲――――。
ふと、バッグの中の歌詞カードが目に入る。
38: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:11:13.45 ID:ZGXZ9y1p0
亜美「千早お姉ちゃん! 久しぶりっ!」
千早「亜美、久しぶりね」
39: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:11:53.78 ID:ZGXZ9y1p0
レコーディングブース。ヘッドホンをつける前に、みんなの顔を思い浮かべた。
みんなが私のために作ってくれた曲なら、私はみんなに向けて歌いたい。
千早「よろしくお願いします」
40: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:12:49.85 ID:ZGXZ9y1p0
駐車場、車に乗り込む前にプロデューサーに声をかけた。
千早「プロデューサー」
41: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:13:18.16 ID:ZGXZ9y1p0
私はバッグから封筒を取り出して、プロデューサーに渡した。
千早「それ……明日、読んでみてください」
42: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:14:06.16 ID:ZGXZ9y1p0
千早「プロデューサー……いつもありがとうございます」
P「あはは、どうしたんだよ急に」
43: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:14:46.55 ID:ZGXZ9y1p0
P「……これから雪歩と真美を迎えに行くけど、ついていくか?」
千早「えっと……」
44: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/01(水) 23:15:20.67 ID:ZGXZ9y1p0
P「それじゃあ、また明日」
千早「はい。……また明日」
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