過去ログ - ライナー「これが‥‥戦士の生き様だ」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/03(月) 21:05:41.29 ID:6HCf9Ej30
彼は驚愕していた。
女子の下着とは、これほどまでに滑らかに肌を撫でるものだったのか、と。
触れた指先の一つ一つに優しく馴染む感触はまるで雲を掴んでいるかのようで、彼が無意識に布地を何度も持ち直してしまうのはただ単に己の性欲に負けたというわけではない。
その今まで触れたことのない夢のような感触を前にして、心地よさと未知の物への飽くなき探求心が、優秀な兵士である彼の思考をどうしようもなく鈍い物へと誘っているのだった。
ふと戯れに、すっと横へと指を動かす。下着には柔らかな曲線で皺が作られ、指の動きに合わせて生地も緩く伸びる。伸縮性が布自体にも僅かながらあるらしい。


(‥‥ほぉ)


それがいけなかった。彼の探求心をまた一つ、悪戯に刺激してしまったのだ。
下着の左右に人差し指を差し込み、ゆっくりと開いていく。下着は彼の予想通りに伸縮し、横へと伸びた。少年の目には好奇心の光が輝く。これは素晴らしいものだ。
しかし、自在に伸びるというわけでもない。伸びるのはほんの少しであって、ある一定のラインを超えると広げた指に食い込んで伸びるのを拒む。当然だ、そうならないのなら、女子という生き物はスカートという素晴らしい衣服を日常的に纏う事などできないのだから。
目を輝かせた少年は一人、吊るされた下着の林の中で小さなショーツと戯れる。時には笑みを浮かべ、頭上に掲げつつ手触りを楽しむ。時には横へと伸ばし、その伸縮性に感動する。
そうしているうちに、一つの疑問へと辿り着いた。辿り着いてしまった。


「これは‥‥縦には、伸びるのか?」


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