過去ログ - あずさ父「娘がアイドルになった」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/01(月) 00:14:32.09 ID:kwlR8EDb0
後で気付いたのだが、私は泣いていたようだ、帰り際、妻に言われるまで気づかなかった。これほどまでに、娘がファンの方々に愛されているという事、彼女がどれだけの努力を重ねて、この場に居るのだろう、そういった事を考えていたら、涙があふれていたようだ。
あずさが歌い終わると同時に、会場内は万雷の拍手と、声援が鳴り響いた。
ライブが終わると、私は一か所、行かなければならない場所があった。
「お疲れ様でーす」
「お疲れ様です」
「三浦さんは、この後」
「娘の楽屋に、行ってきます」
「そうですか、それじゃあ、またお会いしましょう」
また、双海先生の意味有り気な笑いに、今度は自然に笑みを返せた…と思う。
「…」
この前、実家にあいさつに来て以来電話もしていない。
どうやって入ろうかと思っていると、後ろから声を掛けられた。
「ど…どうも、お疲れ様です」
「ご苦労様…」
件の、彼だった。
どう切り出そうかと、悩んでいると、彼の方から口を開いた。
「…どうぞ」
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