過去ログ - 先輩「あたしは今日も待っていた」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/01(月) 22:51:10.27 ID:+hX0cYkRO
朝早くにこうして、誰もいない駅のホームで始発電車を待ちながら、一服するのが、あたしの日課だ。
缶コーヒーのプルタブをこじ開ける音が、ホームの静けさに響いた。
上りも下りも、線路はどこまでも続いていく。
風もない。
まるで時間が止まったみたいだ。
あたしの他には、なにも動いたりしない。
静寂に包まれた空間。それは即ち孤独だ。
この世界でひとりぼっちになってみることは、試してみると意外に楽しい。

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