過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.15
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16: ◆.a46lvF.pU[saga sage]
2013/07/16(火) 06:22:09.50 ID:XDOOkMnM0
わたしはお姉さんとの通話を切るとすぐに桐乃の電話した。
お願い!!繋がって!!!!


「もしもし、あやせ?どうしたの?」

繋がった〜!!けど安心はできません。
もしかすると桐乃は拘束されたりしているかもしれませんから。

「桐乃!?今どこにいるの!?」
「どこって…自宅だけど?」
「自宅!?自分の部屋!?」
「う、うん」
「一人なの!?」
「そうだよー…ってかどうしたの?さっきから」

本当でしょうか。確かに人の話し声や物音は聞こえません。
とりあえずは大丈夫ということでしょうか。

「う、ううん。なんでも
夏休みに入って桐乃に会ってないから元気にしてるかな〜って」
「ははっ、この前会ったばっかじゃん」
「そ、そうだったね。は、ははは」

桐乃の身の安全は確認できましたが、なぜお兄さんと腕を組んで歩いていたのかはまだ分かってません。
これは調査続行の必要がありますね。

「ところで桐乃。今日は何してたの」
「え!?…それは、えっと。映画観たり…い、色々」
「一人で?」
「う、ううん」
「誰と?」
「誰とだっていいじゃん」
「教えてくれないの?」
「あやせにだって言いたくないことの1つや2つあるの」

なるほど。前の教育のおかげか、桐乃はわたしに対して嘘を吐きたくないようですね。
ですが、この調子だと原因解明は難しいです。

「そっか、ごめんね」
「ううん。いいよ」
「あ―ところで、桐乃って明日はひま?」
「明日?特に用事はないけど…」
「じゃあ、明日桐乃の家に遊びに行ってもいい?」
「へ?うーん…分かった、いいよ」
「やったー、じゃあ明日のお昼過ぎに行くね」
「うん、わかった」

わたしは桐乃との通話を終え、一息つきます。
明日は潜入調査、失敗は許されません。
とりあえず、お姉さんにはまた明日連絡すると伝えておきましょう。


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