過去ログ - 操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
1- 20
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/15(月) 10:26:17.07 ID:cB3TxE+Go

「ただの、偶然?
 アイツが何かしらをしようとしてる―――おそらくは『人払い』みたいなことを―――しているのが
 たまたまこのタイミングだったってだけ?」


 自分に説明するように独り言つ美琴。
 その額にはねっとりとした汗が浮かぶ。
 そのまま十秒ほど周囲を伺うが特に変化はない。

 ふらふらと右に左に頭を揺らす危なっかしい歩みをしながら縦ロールの少女の姿が建物の影に消えていくと
 美琴はやっと丸い息を吐いて緊張を解消させた。


「ったく!
 何やってるのよ、本当に!」


 明るい栗色の髪に指を突っ込んで頭をガリガリと掻く。
 それほど乱れなかった髪を手櫛でさっさと整え両の頬をぱんぱんと元気に叩いた。


(まぁ、いいわ。
 特に向こうから喧嘩を売ってくるようなことがなければ無視しましょう。
 調子もアレだしね―――)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
856Res/551.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice