過去ログ - 操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/15(月) 10:22:29.20 ID:cB3TxE+Go

 派閥。
 非常に特殊な言葉である。
 常盤台中学の女子生徒は中学在学中に大学卒業程度の知識を身に付ける。
 そして研究者が視界に入っている生徒も当然多い。

 強い派閥に入れば自分のやりたい研究をしやすくなる、という実利的な面がある。
 一方で自分の望まない研究を割り振られる可能性もある。
 大きな視線で語れば人気がないからといってやらなくてもいい研究ばかりでもない。仕方がないことではある。

 だが言い方は悪いが群れている小魚とそれを率いているお山の大将とも言える。美琴はあまりいい感想を抱かない。
 憧れられることはあっても親しい関係を中々築けない美琴の嫉妬でもあるのだろう。
 だからこそ、


「何やってるのかしら、アイツ」


 素直に嘆息した。
 自分の仕事をあっさり投げ出すのは大人のやることではない。
 年齢的にまだ大人ではない、というツッコミは許されない。何故ならば食蜂操祈は嫌々ながらも御坂美琴が認めた存在なのだから。



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