10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 14:10:19.67 ID:8tvU7KhX0
ーー夜
ミカサ「(水汲みも終わった。私は仕事をしているだろうか)」
ミカサ「(自習室に明かりがついている?)」ガチャ
コニー「うわっ、脅かすなよ」
ミカサ「コニー?何をしているの?」
コニー「母ちゃんに手紙書いてんだよ」
コニー「部屋で書いてたら、周りがうるさくてよ」
コニー「エレンなんかやたら優しい顔をしやがるし」
コニー「...お前も見たことないくらい優しい顔になってやがる」
ミカサ「すまない。悪気はなかった」
ミカサ「あなたのお母様はきっと喜んでいる」
コニー「だといいけどな。ミカサは母ちゃんに手紙を書いたりしないのか?」
ミカサ「私は書かない」
コニー「なんでだよ?ミカサの母ちゃん心配してるんじゃねぇの?」
ミカサ「かもしれない」
ミカサ「しかし、私の母はすでに他界している」
ミカサ「...手紙は送れない」
コニー「すまんっ、いろいろ聞いちまった」
コニー「俺って馬鹿だから」
ミカサ「違う...」
ミカサ「コニーはただ質問をしただけ」
ミカサ「そして今は私の心中を察してくれている」
ミカサ「ところで手紙は書き終えたのだろうか」
コニー「まだ書けてねぇ。何回か書いてんだけど、書き方がよくわからん」
ミカサ「コニーがよければ手伝おう。手紙にも書き方がある」
コニー「そうか?よろしくたのむ」
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