過去ログ - ハニー・ポッター「暴いてみせるわ、マルフォイの企み」
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6: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/08/09(金) 15:45:02.31 ID:5+sJ2nQr0
ハーマイオニー「今考えておいでの、あの嫌味ったらしい嫌な人のことは置いておくとして……ハニー、あの本のことだけど」

ロン「こないだ君が徹底的にお調べになった結果、なーんにも変なところはなかったじゃないか。まだ言うのかい?」

ハニー「えぇ、今や私の持ち物だもの、当然ね……ハーマイオニー?上手くいくんだもの、一緒に見ましょうって私こそ、毎回言っているけれど……」

ハーマイオニー「ズルするなんてごめんだわ!」

ロン「どこがズルだってのさ。君が僕やネビルにアドバイスしてくれることと、ハニーが書き込んだ事をやってみるのと、何が違うんだい?」

ハーマイオニー「あなたたちに教える時は、あなたたちが手順通りにやっていない時です! ほとんど毎回ですけどね!」

ロン「ハハハ、豆の一つや二つ違っても僕にはなんの影響もないよ、もちのロンで」

ハーマイオニー「成績には大打撃よ……ハニーのやっていることは、教科書通りじゃないわ!」

ロン「だからズルだって?おいおい、自分の完成品がその指示に従った結果より上手くいかないからって強引すぎやしないか?」

ハニー「気持ちは分かるわ、ハーマイオニー。でもね、この人ほら……教科書の内容以外にも、あたらしい魔法理論だとか、それに呪文だとか色々書いているの。きっとあなたと同じくらい賢い魔法使いで、信用できるわよ」

ハーマイオニー「信用したい、でしょ! もう……それに、『魔女』かもしれないわ」

ロン「おいおいハーマイオニー、興奮しすぎだぜ。ハニー見て落ち着けよ」

ハーマイオニー「生憎とそれじゃ逆効果よ」

ロン「だよな。 元の持ち主は『プリンス』だぜ?なんで魔女が自分の事を『プリンス』だって名乗るのさ」

ハーマイオニー「その細かくて細い字は、どちらかと言えば女性の文字のようだもの。プリンスは……えーっと……性癖?」

ロン「……」

ハニー「……」

ハーマイオニー「……忘れ、きゃぁ!?」

ハニー「えぇ、そうねハーマイオニー。私のように、女の子だってひきつけてやまないプリンスって呼ばれてた女生徒がいてもおかしくない、そう言いたいのでしょう……?」

ハーマイオニー「あぁ、ハニー、ちが、そんな……そんな、あなたに惹きつけられるのは、それは、火蟹の甲羅に散りばめられた宝石のように輝いてるもの、仕方ない、わ……」

ロン「つづけて!どうぞ!ヒンヒン!幸先がいいね!!」


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