過去ログ - ユミル「平和だな」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 19:56:14.85 ID:aImctMrhO
肴に頼んでおいたのは芋の香草炒め。


これがまた不味いんだ。

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 19:57:21.90 ID:aImctMrhO
自暴自棄の兆候が見られるな。


「私はな…………結婚はどうでもいいが家は欲しいかな」

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 19:58:58.05 ID:aImctMrhO
隣の席のババアがギョッとした顔を浮かべてこちらの席を眺める。
そしてなんて罰当たりな!という目でこっちを見てきやがったから睨み返してやった。


「お花がいっぱいのところか?」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 20:00:33.00 ID:aImctMrhO
クリスタ「…………。」



私は痺れを切らしてクリスタのりんご酒の瓶を強引に口に持って行った。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 20:02:11.86 ID:aImctMrhO
安酒特有のアルコールの主張が強すぎる不快な匂いが漂った。




以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 20:03:30.29 ID:aImctMrhO
今までにこんなに泣いたのは始めてってぐらいに泣いた。


頬が熱を帯びていた。
これがあいつの残した最後の温もりだ、なんて馬鹿なことを考える暇があったら今からでも追いかけてまた腕をつかんでやればいい。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 20:21:04.00 ID:aImctMrhO
私は目の前で人形になった店主に冷たい硬貨を渡した。人形でごった返す無機質な酒場を離れる。




以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 20:23:07.07 ID:aImctMrhO
小さくて華奢な体を抱きしめる。こんな細い体で一生懸命生きてきたんだ。



そしてずっと苦しんでる。今も。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 20:27:14.62 ID:aImctMrhO
「あぁ、知ってるよ。お前は最低だ。私も最低だ。そして二人ともグズで間抜けだ。これからも仲良くしよう」



本当によかったよ。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 20:29:52.62 ID:aImctMrhO
私はその達者な物真似に笑ったし
クリスタ自身自らの馬の声真似のあまりの出来の良さに驚いていた。


「馬かー。高いぜー」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 20:37:23.73 ID:aImctMrhO
それからどうしようもない案ばかりの応酬が続いた。これが本当に楽しかった。


馬が駄目なら牛を売ろう。

以下略



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