過去ログ - 苗木「あの日見た模擬刀の名前をボク達はまだ知らない」
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18: ◆Q0.xh6bENqjP[saga]
2013/08/27(火) 16:18:26.12 ID:ji3xJrOaP


最近霧切さんはこういう事にやたら厳しい。
なんでも、『苗木君は放っておくと、その優しさにつけ込まれて変な女に引っかかる』とか何とか。

なんだかんだ、ボクを心配してくれてはいるんだろうけど…………。


そうこうしている内に、霧切さんは部屋のドアを次々と開けていく。
といっても、トイレと洗面所付きのシャワールームしかないんだけどね。

地味にシャワーとトイレが別って所が自慢だったりする。


霧切「……苗木君。その女狐、どこに隠したのかしら?」

舞園「め、女狐!? だいたい、霧切さんは何なんですか! どうせ彼女でもないくせに…………あの、苗木君、違いますよね……?」

苗木「霧切さんはただの仕事仲間だよ」

霧切「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ


何でこんな怖い目で睨まれているんだろう…………。
すると霧切さんは長い髪を荒々しく後ろに流しながら、


霧切「いいわ、それなら意地でも見つける。霧切家の名にかけて、ね」

苗木「……いや、見つけるっていうか」

霧切「なに、今更言い訳でもする気? あなたが女の子を連れ込んでいるっていう事はもう」

苗木「そりゃ分かるでしょ、ほらここに」スッ

舞園「……ふふ」ドヤァァ

霧切「どこ?」

舞園「なっ……気付かないフリですか!? そんな風に存在感ないように扱われたのは初めてですよ!!」

苗木「待って舞園さん。これってたぶん」


その瞬間、霧切さんの表情が変わった。


霧切「…………舞園さん?」



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