過去ログ - 苗木「あの日見た模擬刀の名前をボク達はまだ知らない」
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8: ◆Q0.xh6bENqjP[saga]
2013/08/27(火) 14:09:05.36 ID:ji3xJrOaP


【第一章:シニキル】


舞園「あ、そういえば、あのメッセージはちゃんと読んでくれました? 『LEON』って書いたんですけど」

苗木「う、うん……少しわかりづらくなってたけどね……」

舞園「え、そうでしたか!? すみません、私も朦朧とした意識の中で書いていたんで、読みづらかったかもしれません……」

苗木「ううん! ちょっと字が逆さまになっていたり、かすれていたりしただけだよ! ちゃんと読めたから大丈夫!」

舞園「……そうですか、良かったです」ニコ


……いやいやいや、何の話をしているんだボクは。
今のは明らかに彼女が残したダイイングメッセージ……『11037』の話だ。
それをまさか本人と話す事になるとは。


苗木「あのさ……やっぱり舞園さんって…………ユウレイってやつなのかな?」

舞園「はい、そうみたいです」ニコ


いやそんなニッコリ言われても。可愛いけど。


舞園「でも不思議なんですよね。あの時はみなさんの事もすっかり忘れてしまっていて、新入生の気分だったんですから」

苗木「えっ、舞園さん学園生活の記憶戻ってるの!?」

舞園「あ、その様子は苗木君もですか? そうですよね、こうして学校の外に居るって事はあの事件は解決したんですよね。あれ、でも……」


そう言って舞園さんは外へ目を向ける。


舞園「何だか外も随分と落ち着きましたね……」

苗木「うん、今は希望ヶ峰のOBを中心に作った未来機関っていう組織が何とか世界を元に戻そうと頑張っているんだ」

舞園「わぁ、凄いです!! 苗木君もその一員なんですよね!?」

苗木「うん……まぁ……」


やはり、彼女は自分が死んだ後の事は把握できていない。
だから、ボクは彼女に色々と説明した。あのコロシアイ学園生活の結末も、全て。



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