過去ログ - はるちはトイレでまいっちんぐ
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3:W1yMv6UE0[saga]
2013/09/02(月) 19:50:50.72 ID:W1yMv6UE0

「…………っと」ブルルッ

「その前に……」

寒気にも良く似た嫌悪感が全身を駆け巡る。 それと同時に下腹部に力がこもる。
先ほどまで沢山の視線に晒されていた為か、無意識の内に我慢していたものが液体となって流れようとしている。

「えっと…………」

キョロキョロと辺りを見回す。 確か近くに公衆トイレがあったはずだ。
撮影器具やセットを運ぶスタッフ、撮影が終わり離散していく野次馬、もとい熱心なファン達が視界に触れる中、
時間を知らせる為に設置された時計塔のすぐ傍に、それらしき建造物を発見する。

「あっ、あったわ。 急がないと」ダッ

遅れてはプロデューサーを待たせてしまう。 しかし、この下腹部に溜まった違和感を拭い去ってしまわなければならない。
二つの意味での焦りが今の私を突き動かす。


男性と女性を象ったマークが少しだけ欠けている。 良く見るとこの公衆トイレ全体がかなり老朽化していた。
それだけ長く時が経ったのだと、時間の経過を末端で感じながらも、迷わず女性用トイレへと駆け込む。


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