過去ログ - モバP「オトナになりたい女の子」
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1: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:07:41.61 ID:auDJazdm0
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P(たった今、自分は究極の選択を迫られている……)
千枝「……さん、Pさん? どうしたんですか?」
P(彼女……佐々木千枝が、天然魔性小悪魔ちゃんというのはちょっと前から分かっていた、気付いてしまったんだ)
千枝「Pさん、千枝の声、聞こえてますか? あの、Pさーん?」
P(自分はそれに負けないよう、凄い頑張ってきた。凄い頑張ってきたとしか言い表せないんだが、うん、頑張ってきた)
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2: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:08:45.77 ID:auDJazdm0
千枝「本当に聞こえてないみたい……今なら、何やっても大丈夫かな?」
P(そして今、その頑張りを根底から覆すような出来事が起こっている)
3: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:09:51.46 ID:auDJazdm0
千枝「あっ! き、気付いてくれましたか、Pさん。え、えへへ……」
P「……ちょっと待って下さい。千枝、その、今、俺に何しましたか?」
4: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:11:18.99 ID:auDJazdm0
千枝「ううん、いいんです! これで千枝、きちんとPさんにおねがいが出来ますから!」
P「……お願い……? あっ、そうか……!」
5: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:13:43.31 ID:auDJazdm0
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P(最初の頃は、普通の子だと思っていた。というよりも、普通の子であった)
6: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:15:57.91 ID:auDJazdm0
P(バレンタインの時は、ちょっと千枝がソワソワしていたのが可愛らしかった)
千枝『今日はいつも千枝をおうえんしてくれるファンの人たちが来るって聞いたのでドキドキしてます。
7: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:17:31.48 ID:auDJazdm0
P(それから千枝と二人三脚でゆっくりと頑張って……そして、大きな仕事を手に入れた。そう、テーマパークでの仕事だ)
P(その仕事は、子供が働ける時間ギリギリに行われる夜のパレードでのLIVE。しかし自分は、気が動転して早めに千枝と遊園地に来てしまった)
8:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/10(火) 18:18:05.88 ID:ASUSoZkFo
いやっほおおおおおおおう! 千枝ちゃんだああああああああああ!!
9: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:19:10.34 ID:auDJazdm0
P(そんな台詞を言われたものだから、自分も焦って「は、はは、良くて兄と妹って感じにしか見えないよ」と言ってしまった)
P(多分、それが千枝の何かを刺激してしまったのだろう。千枝は顔を可愛らしく膨らませたかと思うと……)
10:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/10(火) 18:20:33.03 ID:zXb4oYpJ0
>>8
早苗さんコイツです
11: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:20:53.83 ID:auDJazdm0
P(そして……千枝のパレードLIVEが始まる寸前の舞台裏)
千枝『初めて会ったとき、魔法をかけてもらったのかなって思うの……Pさんは千枝だけの魔法使いなんですっ!』
12: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:21:51.32 ID:auDJazdm0
P(LIVEが大成功に終わって千枝が戻ってきた時も、自分はまだ泣いていて。千枝にも移っちゃったみたいで一緒にわんわん泣いたのは、ずっと忘れられそうにもない)
千枝『Pさん、今度は2人で、お仕事じゃなく来ましょうね』グスッ
13: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:23:27.04 ID:auDJazdm0
P(それから、千枝には仕事がどんどん入って、ついには遠征して京都へ行くまでにもなった)
千枝『見て下さい! こんなにいっぱい紅葉が集まりました!
14: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:25:17.45 ID:auDJazdm0
P(撮影の時は、子供っぽさがあってまだ良かったんだけど……)
千枝『千枝、Pさんに褒めてもらえただけで胸がいっぱいです……!』
15: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:26:18.76 ID:auDJazdm0
P(そして少し前のデビリッシュゴシックの仕事)
千枝『千枝はPさんだけの小悪魔になっても、いいですか? 千枝、Pさんのためにいっぱいがんばりますから!』
16: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:28:08.67 ID:auDJazdm0
P(そういえば……千枝の専属プロデューサーになってから、もう少しで2年になるんだな)
P(今年の千枝の誕生日は、去年と比べると凄く嬉しそうだったな。去年のバースディパーティは出会ってばかりだったし、それもそうか)
17: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:30:22.56 ID:auDJazdm0
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千枝「……Pさん? もうっ、また考え事ですか?」
18: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:32:00.59 ID:auDJazdm0
千枝「あ、気付いてくれましたか? Pさん、また考え事しちゃってたので、先に吹き口を咥えさせちゃいました♪」
P「えっ」
19: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:34:14.84 ID:auDJazdm0
千枝「……あ、あのっ、Pさん!」
P「お、おう、なんだい?」ビクッ
20: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2013/09/10(火) 18:35:58.32 ID:auDJazdm0
P「そ、そうだ千枝。ずっと前のイベントで、『成功したらおねだり1つ聞いて欲しい』みたいなこと言ってたよな?」
千枝「あっ……覚えてくれていたんですね……!」パアア
21:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/10(火) 18:38:03.05 ID:ASUSoZkFo
ここは天国でしょうか…
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