過去ログ - 亜美「ピヨちゃんの」真美「ナイショを探れ」
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1: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:13:20.70 ID:m6RXfEF3o

Piano Bar Unamela



カランコロン

マスター「いらっしゃいませ」

亜美「うわー。やっぱこのお店、フンイキいいよねー」

真美「オトナの空間! ッて感じですなー」

P「おい、あんまり騒ぐんじゃないぞ!」

亜美「ではではー。サッソク、カウンターのマスターに突撃だー」

真美「おー!」

P「って、言ってるそばから……」

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2: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:14:17.54 ID:m6RXfEF3o
亜美「ねえねえー、マスター。亜美達ちょっとマスターに聞きたいことがあるんだけど」

真美「おじさんって、ピヨちゃんと昔から知り合いなんだよねー?」

マスター「お嬢様方。立ち話では落ち着かないでしょう。どうかお座り下さい」
以下略



3: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:14:53.58 ID:m6RXfEF3o
真美「ええっ!? 真美達、変装してるのに!」メガネハズス

亜美「マスター……タダモノではないですな」サングラスアゲル

P「おいおい、さっき自分から『亜美達』とか名乗ってたろうが!」
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4: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:15:20.67 ID:m6RXfEF3o
亜美「まてまて、真美隊員。こういう情報を聞き出すときはまずアレだよ」

真美「ああ、アレですな」

亜美・真美「マスター。いつものやつを!」
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5: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:15:49.78 ID:m6RXfEF3o
真美「もー。せっかく決めゼリフを言ったのに、にいちゃんはー」

亜美「しかも自分だけオサケ飲もうとしてるし!」

P「あのなぁ。お前らの分も俺のおごりになるんだろ?」
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6: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:16:18.71 ID:m6RXfEF3o
P「ううっ。なんでこんなことに……」

真美「真美達にゲームで負けたからねー」

亜美「今日はとことん亜美達に付き合ってもらうんだからねー」
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7: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:16:45.56 ID:m6RXfEF3o
真美「お! きたきた」

亜美「ミルクセーキ?」

マスター「きっと、気に入っていただけると思いますよ」
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8: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:17:13.96 ID:m6RXfEF3o
亜美「すっごく甘いよ!」

真美「それでいて、後味も残らずスッキリしてる! 絶品だよぉ!」

P「グルメレポートの時みたいなコメント言ってないで、静かに飲めよな」
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9: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:17:45.09 ID:m6RXfEF3o
亜美「なんとしても、ピヨちゃんの秘密を暴かなければならないのだ!」

真美「昔はアイドルをしてたとか……。ライバルとの対決や友情があったとか……」

亜美「歌もいくつか出していたとか……。ピヨちゃんのお母さんもアイドルだったとか……」
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10: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:18:13.56 ID:m6RXfEF3o
亜美「社長もピヨちゃんのこと何も話してくれないしねー」

真美「真美達のくすぐり攻撃にも耐え切るとは……。ダテにシャチョーしてないよね」

P「お前ら、社長にそんな失礼なことしてたのか」
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11: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:18:43.61 ID:m6RXfEF3o
P「あ、コラ! マスター、こいつらに付き合う必要ないですよ」

亜美「またまたー。兄ちゃんも、ピヨちゃんのこと気になってるくせにー」

真美「そうそう、これはチャンスだよ!」
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12: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:19:11.74 ID:m6RXfEF3o
P「ん? あ、あなたは!」

亜美「誰々? おお!」

真美「ああっ!」
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13: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:19:40.10 ID:m6RXfEF3o
黒井「お願いだから、多忙な私の貴重なやすらぎの時間を邪魔しないでもらえるかな?」

亜美「いいところで、会いましたなシャチョー!」スッ

真美「クロちゃんにも、色々と聞きたいことがあるんよ」スッ
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14: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:20:07.96 ID:m6RXfEF3o
黒井「何の話かな?」

亜美「またまた、オトボケがうまいですなぁ」

真美「うちの社長が、くすぐられた時に、ポロッと黒井社長のことを言ってたんよー」
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15: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:20:40.31 ID:m6RXfEF3o
黒井「たとえ知っていようとも、なんで私がわざわざ教えなければならんのだ?」

亜美「かわいいアイドルの頼みでもダメ?」ウッフン

真美「両手に花でもビドーだにしないとは、さすが961プロの社長ですな」アッハン
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16: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:21:09.60 ID:m6RXfEF3o
亜美「ええー。いいじゃん、黒井社長だし」

真美「洗剤苺のチャンスだよ。それに黒井社長だし」

黒井「それを言うなら千載一遇だ! まったく、私を何だとおもってるんだ!」
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17: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:21:44.80 ID:m6RXfEF3o
亜美「おやおや、やっぱり怪しいですな」

真美「ライバル会社の事務員に対して、優しすぎるよねー」

黒井「ノンノン。これは人間としてのマナーというものだよ」
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18: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:22:13.13 ID:m6RXfEF3o
黒井「と、とにかく! 私は何も話すことはないぞ! うむ、今日は騒がしいので失礼する!」ガタッ

マスター「……」コクリ

黒井「アデュー!」カランコロン
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19: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:22:53.99 ID:m6RXfEF3o
亜美「やっぱり、ここはマスターに!」

真美「おじさんだけが頼りだね」

P「そろそろ、いい加減にした方がいいぞ」
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20: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:23:30.41 ID:m6RXfEF3o
マスター「彼女が秘密を教えてくれないのは、お二人にはまだ教えるのが早いと思ったからではないでしょうか?」

マスター「お二人がもう少し大きくなって、このバーで歌っても似合うぐらいの素晴らしいレディになって」

マスター「それでも、彼女のことを聞きたければ、その時には教えてもらえると思いますよ」
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21: ◆40t.IUZ/Q2[saga]
2013/09/28(土) 16:23:59.25 ID:m6RXfEF3o
マスター「女性の気持ちをわかるのは女性だけ。お二人も、いいレディになれると私は信じてますよ」

亜美「そ、そりゃもちろん!」

真美「なにせトップアイドル目指してるもんね!」
以下略



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