過去ログ - ほむら「新しいバイトしたいのに杏子が行方不明だわ」
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22: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 17:47:03.12 ID:QOYZjCsIo
しかし。

キリカ(ヒマ人の速度が落ちない!?)

杏子はそのままの速度でキリカとの間合いを詰め、キリカが狼狽しているのを知ってか知らずか絶妙のタイミングで槍を投擲した。
以下略



23: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 17:56:46.06 ID:QOYZjCsIo
すんでの所で槍を回避するも、そこには既に新たな槍を構えた杏子が肉迫していた。

杏子「終わりだよ!呉キリカ!」

キリカ「っ!うわっ!」


24: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 17:59:41.22 ID:QOYZjCsIo
杏子の鋭い連撃にキリカはもはや反撃の暇もなく後退を強いられている。

キリカ(なんだこいつ!?速度低下が効かないなんて!私と相性が悪すぎる…!)

キリカ(それにこの槍撃…!おかしいよ!私達はあくまで元は中学生。ここまで槍の扱いに練達してるなんて、あんた武人か何かか!?)


25: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 18:21:53.57 ID:QOYZjCsIo
だが、キリカとて百戦錬磨の魔法少女。

そのプライドと、何よりキリカの唯一絶対の友、織莉子の期待を裏切れない。

その思いからキリカは奮起する!
以下略



26: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 18:31:10.11 ID:QOYZjCsIo
そして杏子が大振りな攻撃を仕掛けようとした瞬間、キリカは攻撃に転ずる。

キリカ「ああああ!!」

攻撃のリズムを崩された杏子は、キリカに反応することが出来ない…!
以下略



27: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 18:42:36.71 ID:QOYZjCsIo
…はずだった。

しかし実際は、爪は杏子の体をすり抜けてしまう。

キリカ(なんだこれ!?どうなってる!?)
以下略



28: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 18:53:37.75 ID:QOYZjCsIo
キリカもこの時、杏子という階段を踏み外し、無様に転んでしまった。

そしてその眼前にはさっきすり抜けてしまったはずの杏子の姿が。

杏子「悪いね。チェックメイトだ」
以下略



29: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 19:55:19.73 ID:QOYZjCsIo
キリカは全てを悟る。

キリカ(こいつ…!こいつの固有魔法は、恐らく幻覚の類!)

キリカ(私の速度低下は、実体のある物にしか効かない。ヒマ人の幻覚になんか効くはずがなかったんだ!)
以下略



30: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 20:02:07.80 ID:QOYZjCsIo
杏子が槍を振り下ろす。

だがその一瞬で、キリカの頭はとんでもない速度で回っていた。

それは彼女の固有魔法によるものではない。
以下略



31: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 20:17:20.66 ID:QOYZjCsIo
杏子「なにっ!?」

勝利を確信していた杏子の槍は空しく宙を切る。

前を向くと、そこには無傷のキリカが。
以下略



32: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 20:46:14.23 ID:QOYZjCsIo
だが杏子はそれを見ても怯まない。

それどころか、薄っすら笑みすら浮かべている。

彼女のチャームポイントの八重歯が目立つその笑みは、彼女をとても幼く印象づける。
以下略



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