過去ログ - 七海「君と」罪木「彼女と」日向「彼女の恋」
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4: ◆A./pWd82aQ[saga]
2013/10/16(水) 19:46:15.68 ID:rl6CVVlao
 1:以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/16(水) 19:43:49.34 ID:rl6CVVlao

 毎日は、階段のように過ぎていく。一度疑問に思ったその途端、足をあげるのが辛くなる。だから、一歩一歩、何も考えずに、上る。

 階段だから、別れ道はなく。「あの時ああしておけば」なんて後悔は無意味で。「人生は選択の連続だ」なんていうのは、失敗してから振り返って思う、後悔の搾りかすみたいなものだ。

 過去の少し先にある、当たり前の明日へ。一歩一歩、進んでいく。その行き着く先がどんな未来か――それは、まだわからないけれど。

 階段から外に出て、目映い夕陽の色が視界を染めた。一般生徒は――例え、本科であってもだ――出入りできない、学校の屋上。

 見慣れたはずの光景だが、少し時間が遅いだけで、全く違った場所に見える。





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