過去ログ - 金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」 三隻目
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/22(金) 01:39:37.89 ID:umsHAw1bo
金剛「提督はしっかりと、比叡、榛名、霧島と逢わせてくれました」

提督「艦娘として逢わせてやりたかったのが心残りだ」

金剛「いいえ。榛名は悲しい結果になりましたが……比叡と霧島は争いに身を置く必要のない状態で逢わせてくれました。二人でも妹達が苦しい思いも悲しい思いもしなくて良かったのは、とても嬉しかったです」

提督「そう言ってくれるとありがたいよ」

提督「次の約束は、瑞鶴によって破る形となってしまったな」

金剛「でも、その後はずっと話してくれました」

提督「最後を除いて、な」

金剛「その最後もちゃんと話してくれたではありませんか。約束はしっかりと守ってくれました」

金剛「その次の約束は、まだ言ってもらってませんでしたね?」

提督「ああ。強い面はもう知っているだろうから省く」

提督「私の弱い面は、自分勝手で、尚且つ自分の命を軽視している点だ。こう見えても、私は死にたがりなのだよ」

金剛「……まったくそうは見えませんね」

提督「一緒に出撃していたのがその証拠だ。砲雷撃戦に巻き込まれて死なないだろうか、と心の底ではいつも思っていた。最初に資源を最大量で建造したのも、さっさと死にたかったからだ。戦力乏しく艦娘共々海の藻屑となったら、誰も自殺とは思わんだろう?」

金剛「まったく何を考えていたんですか……。…………でも、そのおかげで私達は出会えました」

提督「ああ。あの感情も一概に悪いと言えないと思っている」

金剛「ぅー……。それはなんだか納得出来ません……」

金剛「──あ……次の約束は、守れませんね……」

提督「お前は沈んでいないじゃないか」

金剛「でも……沈むのと変わらないじゃないですか……」

提督「戦姫を相手にしても沈まなかったのは、評価出来るんじゃないのか?」

金剛「あれはわざと沈めなかったらしいです……」

提督「……そうか。だが、結果的にお前はここまで来て沈まなかった。約束は守られているよ」

金剛「……はい!」


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