過去ログ - 【オリジナル】Re.乙女合体ガチユリダー
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21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/15(水) 04:35:00.75 ID:v3oHo07AO
[琴主・路地裏]

 私は突然に起こったあらゆる事象が理解できずに、ただそこに立ち尽くしていた。
 突然赤く染まった空、その中から赤い空が凝縮したかのように現れた怪獣。
 そして飛来した戦闘機と消えた正純……しかし、その言葉から私はほぼ直感的に正純はあの青い戦闘機に乗り込んだのではないかと、確信に近い想像をした。

 青と白の戦闘機はジグザグした軌道を描きながら怪獣に接敵すると、すぐさま内蔵した機銃で怪獣に攻撃を浴びせていた。
 しかし、それは威力からいっても到底怪獣にダメージを与えられるようなものではなく、しかし流れ弾を街に浴びせるような事のない正確なものだった。
 あれは、怪獣の意識を街からそらすための攻撃だと目に見えて判るものだった。

正純『私はね、義体になってから大切な者を失いました……多分琴主さんも、義体になった他の皆もきっとそう』

 正純の言葉が、混乱した頭に反芻するように去来してくる。

正純『だから、私はこの身体に意義と誇りがあると思うんです……失ったからこそ、私は守れるんだって!!』

 普通の女の子が……あんな無邪気な笑顔が似合うお嬢様が……なんであんな場所にいる?

琴主「なんだこれ……」



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