過去ログ - 千早「如月千早、交渉人です」 -SS速報VIP

過去ログ - 千早「如月千早、交渉人です」

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22: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:08:18.78 ID:DC1xko3fo
千早「……さて、心の準備は出来たかしら。もう一度かけるわ」

ｶﾞﾁｬ、ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟ……

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ、ﾌﾟﾙﾙｶﾞﾁｬ

以下略

23: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:10:36.02 ID:DC1xko3fo
千早「そう、あなたが天ヶ崎さんね」

　冬馬『ちげぇよ！　俺の名前は天ヶ崎じゃなくて、天ヶ瀬だ！』

千早「あら、それはごめんなさい」

以下略

24: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:11:04.40 ID:DC1xko3fo
千早「わかったわ。とにかく、人質には危害を加えないで」

　冬馬『そっちがふざけたことしなきゃ、な。こっちだって手荒な真似はしたくない』

千早「勝手なことはしないと約束するわ。ところで、あなたがリーダーなの？」

以下略

25: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:12:05.21 ID:DC1xko3fo
　冬馬『ふん……なるほどな。そうやって俺らを騙して出し抜こうってんだな？』

千早「そんなつもりはないわ。私はただ人質を救出したいだけ」

　冬馬『ハッ、どうだかな……いいか、俺は卑怯な真似をする奴が一番許せねぇんだ。余計なことしたら即座に人質を殺すぞ。それだけは覚えておけよ』

以下略

26: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:12:50.06 ID:DC1xko3fo
千早「……さて、どう出てくるかしら」

やよい「天ヶ瀬さん怒ってませんでしたか？　名前間違えちゃったし……人質さん、大丈夫でしょうか……うぅー……」

千早「大丈夫、彼は落ち着いていた。話し方からしても錯乱しているとは思えないわ。少なくとも彼は、今すぐ人質にどうこうしようとは思ってないはず。それに、名前を間違えたのはわざとよ」

以下略

27: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:13:44.24 ID:DC1xko3fo
～961プロダクションビル１階～

冬馬「おい、翔太。玄関の近くに寄るな。撃たれるぞ」

翔太「うわっと、そうだった。危ない危ない……」

以下略

28: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:14:45.26 ID:DC1xko3fo
翔太「――とりあえずは、それで決まりかな？」

北斗「その交渉人とやらとの話、お前に任せて大丈夫か？」

冬馬「ああ、任せろ。ヘマはしねぇよ」

以下略

29: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:15:25.79 ID:DC1xko3fo
～指揮車内～

千早「律子、おそらく次も天ヶ瀬が電話に出てくるわ。プロファイリングをお願いしたいのだけれど」

律子「ようやく私の出番ね。オッケー、任せてちょうだい」

以下略

30: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:16:10.72 ID:DC1xko3fo
律子「他にはない？」

千早「『卑怯な真似をする奴は許せない』……そう言ってたわ。声からもはっきりと嫌悪しているのがわかるほどだった」

律子「見え透いた嘘は厳禁ね。フェアな交渉を心がけた方がいいわ。それに、その信条は当然相手自身にも言えるはず」

以下略

31: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:17:37.92 ID:DC1xko3fo
～961プロダクションビル前～

やよい「どうして外に出たんですか？」

千早「お互い、話し相手の姿が見えたほうが安心するでしょ？」

以下略

32: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/01/12(日) 14:19:21.75 ID:DC1xko3fo
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟ……
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ、ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ、ﾌﾟﾙ、ｶﾞﾁｬ

　冬馬『交渉人の如月千早、だな？　待ってたぜ』

以下略

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