過去ログ - 晶葉「出来たぞ! 助手がHなことを考えると殴る装置だ!」
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16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/16(木) 22:32:12.36 ID:0vpmpR4bo
「アアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!」
プロデューサーの放った声。それは聞くもの全てにある感情を彷彿とさせた。
それは怒りという感情だ。
事務所全体が震えるような長い咆哮が終わり、再び静寂が戻る。
叫び終えたプロデューサーは目の前にロボをにらんだ。

「ありすとは対面座位で恥らう顔を見ながらヤリたいものだな」
「ピキュン」

静かに呟かれた言葉。そして彼の脳内を渦巻く今までにない確かなビジョンは
ロボを起動させるのに十二分なものであった。聞き慣れてしまった起動音と共
にキャタピラのついた短い足を使って高速接近するロボ。その右手に持つハリセン
から繰り出される一撃でプロデューサーの右足のお仕置きをする、はずだった。

「シャラァッ!!」

今までになかった気合の声。そして右足の動き。ロボからすればただ右足が避けた
だけなら左足を叩けばいい。その程度の話のはずだった。だが後ろに引かれた右足
は左足を叩くべく位置を調整したロボの胴体を高く、蹴り飛ばした。
カウンターである。

プロデューサーは考えていた。確かに相手は鉄の塊かもしれない。だが本来の用途、
つまりウサちゃんロボの役割は団子を配るかバックダンサーなのだ。そのような行
動をするには本体の重量を落とさなければいけないはず。その上晶葉も普通に持っ
ていた。この事から『ロボの装甲は薄い』。そう結論付けたのだ。

ロボは勢いよく壁に叩きつけられて床に落下した。やったか。プロデューサーは思
わずそんな言葉を零す。


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