過去ログ - 晶葉「出来たぞ! 助手がHなことを考えると殴る装置だ!」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/01/16(木) 22:36:47.89 ID:0vpmpR4bo
「グッ」
奇妙な音と共に死角から飛んできたロボをどうにか防御する。ロボは飛び跳ねながら離れてい
く。なぜそのような改造がされていたのかはわからない。しかしロボの足と手に付いているの
は間違いなくバネだ。音の原因もバネだったのだろう。ロボは手足のバネを利用し、事務所内
を縦横無尽に跳ねまわり、死角から全身を使った体当たりで攻撃してきているのだ。
ロボは再び攻撃を仕掛けるべくバネの音を響かせながら事務所を動いている。しかしタネがわ
かれば対処のしようはあるのだ。音の違いを聞き取ればいい。
通常バネ移動で床や壁、天井に向かって移動するときは反動を控えめにするためにある程度力
を抑えて跳ぶはずだ。本体が甚大なダメージを受けている今ならなおさらだろう。だがプロデ
ューサーに攻撃する場合はそのような加減はいらない。壁よりも柔らかい事は間違いないのだ。
全力で跳んでくるはず。その場合、こちらに跳んでくる寸前に全力を出すためにタメが出来る。
連続して跳んでいても跳躍距離によって時間の差は発生する。それでも今のプロデューサーに
はその違いが理解出来た。ギリギリの戦闘がプロデューサーの中に眠っていた戦闘能力を引き
出したのだ。
一瞬の間。僅かに変わる跳ぶ音。
「じゃあな」
ロボがプロデューサーに突撃する瞬間。プロデューサーはロボに呟く。
ただロボのために。
「もしも男に転生したら……もっとエロイ話してやるよ」
プロデューサーの右ストレートが飛んできたロボに直撃する。ロボは地面にぶつかり一度大き
くはねた後、床を転がり停止した。
「複数人プレイってのもいいかもしれないな」
その言葉に聞き慣れた起動音は帰ってこない。
それは彼が勝利した証明であった。
その後、プロデューサーは逮捕され、事務所は解体された。
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