10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/01(土) 15:38:38.27 ID:jDIAAcn+0
春香「はい」
やよい「ありがとうございます…」
こういう飲み物のチョイスとかで普通って思われるのかも…。
買ってきたのはアップルティー。結局自分の好みで選んでしまいました。何がいいか聞くべきだったとまた後悔。
春香「ふぅ…寒いねー」
やよい「はい……」
春香「えっと…」
何を話そうか…。沈黙は気まずいし何か話さなきゃ…。でも何なら話して大丈夫なのか…。
それよりまずは家族に連絡を? 第一家に帰ってからでなくとも携帯で高槻家に電話をすれば…。
…でも帰りたくないってさっき言ってたから、それってどうなんだろう。
やよい「あっ、あの」
やよいが沈黙を破ってくれました。
春香「ん?」
やよい「その…本当にごめんなさい」
春香「あー全然大丈夫だから! それより、私も引っ張っちゃってごめんね?」
やよい「春香さんは何も悪く無いですっ! 全部私のわがままで…」
アップルティーよりももっと後悔してることがありました。
さっき私は思わずやよいを引っ張ってしまいました。何かあると分かっていながら私情を優先して無理強いするこの行為は褒められたものじゃありません。
はぁ…やっぱりダメですね私は。
やよい「私…やっぱりダメなんです」
だからやよいが言葉を発した時、私はとても驚きました。私の考えていることが見透かされているようで、逆に私が叱咤されているような気分でした。でも実際は、それは自分に向けた言葉であり、私に向けた言葉ではないようです。それがわかると、只々疑問でした。
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