7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/05(水) 07:35:34.09 ID:GaPzlhHI0
魔女「まぁそれはお疲れでしょう?さぁどうぞお入りになって?お茶の一つでも出させて下さいな!」
借金取り「あぁ!?こっちはそれどころじゃ…」
まぁまぁと魔女は借金取りの手を引き中に引き入れると椅子に腰掛けさせた。
借金取り「じゃ…まぁなんだその…一杯だけな…」
魔女「紅茶でよろしくて?お砂糖は?」
借金取り「かまわねぇ。砂糖は三つ頼む」
魔女「あら?意外と甘党なのかしら?ふふふ」
借金取り「余計な世話だ!」
魔女は笑いながら紅茶を用意して借金取りの前に出した。
魔女「さぁどうぞ」
借金取り「あ…あぁ悪いな…」ズズッ
魔女「どうかしら?」
借金取り「おぉこりゃうめえ!」
魔女「ふふっ最後の紅茶ですから味わって召し上がって下さいね」
借金取り「さ…最後?」
魔女「ふふっそれ…私の特性毒入り紅茶ですもの」
借金取り「なんだと…!!てめぇ…!!図りやがったな!!ウグッ…」
借金取りは腹を押さえてそのまま床に突っ伏した。
魔女「そのまま聞いてくださる?私商売を始めましたの。でもお客様が中々来なくて…」
借金取り「ウググッ…」
呻き声しかあげれないでいる借金取りがさっきまで座っていた椅子に腰掛けると借金取りの尻に足を乗せ魔女は続けた。
魔女「あー誰かお客様になって下さらないかしら…どんな悩みも必ず解決してさしあげれるのに…」
借金取り「なんだ!?俺に…どうしろってんだ…ウグッ…」
魔女「あら?何かお困り?」
借金取り「腹がいてぇんだよ!!猛烈に!!」
魔女「まぁ大変。こちらの魔女特性の解毒薬はいかが?」
借金取り「てめぇ白々しいぞ…!てめぇが盛った毒だろうが」
魔女「まぁ怖い!怖くて震えて一つしか無い貴重な解毒薬を落としてしまいそうですわ!」
そういって魔女は小瓶を揺らす。
借金取りは悲壮な顔をして小瓶を目で追う。
借金取り「止せっ!やめろ!!」
魔女「ではお買上になられます?」
借金取り「クソッ!あぁ買ってやるよ!!いくらだ!?」
魔女「1000万ゴールドですわ」
借金取り「いっせ…!!」ブリッ
借金取り「うぉぉぉ!!」
魔女は笑いながら鼻を摘まんで答えた。
魔女「糞を撒き散らしながら死に行く気分はどうかしら?伝説に残る死に様ですわね!ふふふっ」
借金取り「分かった!!買う!!早く!!早く寄越せ!!」
魔女「毎度ありー!」
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