過去ログ - さやか「仁美と恭介、愛のメロディ」
1- 20
2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/14(金) 21:02:53.70 ID:0g+cohJbo
―学校―

和子「……人の一生とは、つまるところプレゼントの応酬です」

和子「考えてもごらんなさい。私達は常に誰かから何かを貰い、誰かに何かをあげて生きています」

和子「おうちの方が作ってくれるご飯。先生方から教わる授業。
   家族や友達への親愛。ペットに与える缶詰とボール……」

さやか「……?」

和子「親と子供、主人と使用人、勤め人とお客さん、役者と観客……」

和子「空中で回るコインのように、次々と向きを変えながら……私達は、貰って贈る一生を廻り続けているのです」

杏子「…………」ムニャムニャ

和子「……しかし! しかしですね、皆さん!」バンッ

まどか「!?」ビクッ

和子「だからと言って、人の心の、人の一生の価値は!
   何を貰ったとか何を贈ったとか、そういうことには一切左右されません!」バンッ

和子「ましてや、これはゴヂバじゃないから本気じゃねーとか、手作りってちょっと重くね? とか!
   今年は14個も貰っちゃったぜーとか、俺なんかたったの10個だよとか!
   先生ー、ほら、こんなに貰っちゃったんで、食うの手伝ってくれません? とか!」

和子「たかがプレゼントでその人の価値を決めようなど! おこがましいにもほどがある! でしょう!?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
111Res/78.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice