過去ログ - 妹友「わたし、ずっとお兄ちゃんが欲しかったんです」
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1
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 01:47:01.00 ID:1E1rC3vo0
妹「お兄ちゃん!起きて!起きてよ!」
ゴンゴンという大きな音でドアがノックされる。
だが、今はドアを開けるわけにはいかない。
なぜなら――
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2
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 01:49:03.25 ID:1E1rC3vo0
妹「あけるよー!」
男「え?ちょま――」
突然、開きかけたドアの隙間から、薄暗い部屋に朝の光が差しこんできた。
以下略
3
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 01:52:14.77 ID:1E1rC3vo0
男「おはよう妹!今日も美人だなっ!」
妹「どうしたの?今日のお兄ちゃん、なんかヘンだよ」
男「な、なんでもないんだ!なんでも!」
以下略
4
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 01:54:51.71 ID:1E1rC3vo0
妹「あ、それより聞いてよ!お兄ちゃん!大変なんだよ!」
いきなり妹が早口でそんな言葉を並べた。
興奮すると早口になるのが妹のクセだ。
俺は妹を落ち着かせようと、肩に手を置いてゆっくりと語りかけた。
以下略
5
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 01:58:30.19 ID:1E1rC3vo0
妹「いなくなったの。いなく、なったんだよ。い、妹友ちゃん……どこに行ったのか、わからなくて、わたし……!」
男「……え?」
肩をぶるぶる震わせながら、今にも泣き出しそうな顔をしている。
以下略
6
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 02:01:07.89 ID:1E1rC3vo0
男「外に……散歩でも行ってるんじゃないのか?」
妹「こんな朝早くに、ひとりで……?」
「ありえない!」とでも言いたげな視線で、妹が見つめてくる。
以下略
7
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 02:04:31.56 ID:1E1rC3vo0
男(これからどうしようか?)
実は、俺は妹友ちゃんの居場所を知っていた。
正直な話、不安そうな妹の顔をこれ以上見ているのは辛い。
だから、すぐにでも打ち明けてやりたかった。
以下略
8
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 02:07:06.83 ID:1E1rC3vo0
男「はあ……」
ため息もつきたくなる。
だって、ベッドの上には――
以下略
9
:
◆pzhoDliIjr1A
[sage]
2014/04/03(木) 02:10:20.51 ID:1E1rC3vo0
今日はここまで
ありがとうございました
10
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/04/03(木) 02:16:53.14 ID:XzJJGu59o
乙
期待
11
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/04/03(木) 11:26:11.38 ID:XgDgf/qMo
wktk
12
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 11:48:12.33 ID:1E1rC3vo0
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―
以下略
13
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 11:50:38.91 ID:1E1rC3vo0
妹「かー、すぴゅるるるる……」
男「やっぱり」
案の定、妹は大きないびきをかいて寝ていた。
以下略
14
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 11:52:56.25 ID:1E1rC3vo0
男「ったく、風邪ひくぞ」
まずは、床に転がっている掛け布団を折りたたむ。
それが終わると、今度はベッドの上の妹を横に思いっきり揺さぶった。
以下略
15
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/03(木) 11:58:56.77 ID:1E1rC3vo0
妹「おにい、ちゃん?ふあぁ……」
徹底抗戦のすえ、妹はようやく目を覚ました。
寝ぼけた目をゴシゴシこすりながら、大きなあくびをしている。
それにつられて、俺もデカいあくびをした。
以下略
16
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/04(金) 18:05:17.96 ID:FunWE1in0
男「ほら」
まだ完全には起きていない、寝ぼけた顔の妹に俺はクシを差し出した。
状況が把握出来ないようで、妹はぽかんと口を開けていた。
以下略
17
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/04(金) 18:07:08.27 ID:FunWE1in0
妹「ん」
男「は?」
気の抜けた様子の俺に対して、妹は短くそう告げただった。
以下略
18
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/04(金) 18:08:04.49 ID:FunWE1in0
妹「といて」
男「あ?」
妹「かみ、といて」
以下略
19
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/04(金) 19:08:57.34 ID:FunWE1in0
その後は、一階のリビングにおりて、キッチンで朝食を作った。
妹「おはよー、お兄ちゃん」
男「おう」
以下略
20
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/04(金) 19:11:44.49 ID:FunWE1in0
男「いただきます」
妹「いただきまーす」
こうして朝食を食べ始めた。
以下略
21
:
◆pzhoDliIjr1A
[saga]
2014/04/04(金) 19:58:57.69 ID:FunWE1in0
妹「あはははははっ!」
妹はふきだしたかと思うと、腹をよじって急に笑いだした。
ひとしきり笑うと、妹は笑い過ぎで涙目になりながら俺に言った。
以下略
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