16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/08(火) 22:23:41.30 ID:2bCQac2f0
「それ、犯罪ですよね?」
「逆に警戒レベルがアップしただけなんですけど」
「プロデューサーさんが変態だってことは薄々気付いていましたが、まさかここまでとは……」
いかん、唯一の味方(と思われる)、天海までが引いている。ドン引きだ。まずい。
このままでは変態の烙印を押された上にポリスメンの厄介になってしまう。
ここは何としても誤解を解かねばならない。
「いやいや、聞いてくれみんな。君たちは大きな誤解をしている」
なるべく冷静を装いつつ、大仰に手振りを加えつつアメリカンライクに喋る。
「僕はコミュニケーションが欧米寄りなだけなんだ。その、ハグやキスは挨拶代り、みたいな」
「……」
まだ警戒しているみたいだが、話は聞いてくれるらしい。チャンスだ!
「その証拠に妹たちとキスした経験もあるし、おっ……日常的にコミュニケーションを取っていた」
「……まあ、何でもいいのですけれど」
如月の一言で恩赦が下ったような気分になった。
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