過去ログ - ゾフィー「ここにいたのか、ウルトラマン」
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7: ◆XN4eCM.Ho2[sage]
2014/05/04(日) 09:22:05.90 ID:WXvvVDvK0
ゾフィー「彼と一心同体になっていた君は、彼が愛する地球を、そして地球人を愛するようになった」

ウルトラマン「地球人の一生はとても短い。だが、進化を急いだ私達とは違いその一生の中で一生懸命生きていた。ハヤタと1つになっていた私は……次第にそんな彼等を好きになっていた」

ゾフィー「だからこそ、君はあの時、自分の命をハヤタに渡すように頼んだ」

ゾフィー「責任感の強い君の事だ。あの青年を見捨てるようなことはしないだろうとは思っていた。だが、その申し出には驚いた。我々の一生から見たら君はまだ若かったからな」

ウルトラマン「もともと、ハヤタとの出会いは私のミスから始まったことだ。それに、私は苦しみも楽しみも分かち合ったハヤタを見捨てる事は出来なかった」

ゾフィー「……君とハヤタとの絆。しかし、君はハヤタの記憶からウルトラマンと同化していた間の記憶を消すよう私に頼んだ。恐らく二度と思い出すことはない」

ウルトラマン「あれで良かったんだ。彼には人々の英雄・ウルトラマンとしてではなく、地球人・科特隊のハヤタ隊員として生きてほしかった」

ウルトラマン「それに、私は決して忘れない。地球でハヤタと共に戦ったあの時間を」

ウルトラマン「自己満足なのかもしれないが、私が覚えている限りハヤタとの絆は繋がっている。そう思いたい」



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