過去ログ - 【艦これ】大鳳「一度入ったら抜け出せない鎮守府?」
1- 20
13:1[saga]
2014/05/11(日) 08:47:48.73 ID:BkitVJHAO
――――大鳳着任から一週間後。

大鳳(何なのこの鎮守府、正規空母である私を遠征に丸々一週間出しっぱなしだなんて……)

確かに大鳳が同行していれば、不意に深海棲艦に見付かっても迎撃出来るだけの戦力になる。しかし、真の目的である資源確保には、正規空母ははっきり言って燃費が悪すぎるのだ。

更におかしいことと言えば、結局のところこの一週間、まともに艦隊が出撃した形跡が全く見られない。警備任務などで近海へ出向くことはあっても、敵地への出撃は一切していないのだ。

瑞鳳「お疲れ様、この鎮守府にはもう慣れた?」

大鳳「正直、馴染む自信が無いわ……」

一緒に遠征に出向いていた瑞鳳の問いかけに、大鳳は苦笑で返す。ここに来てから何かと話す機会が多かったのもあり、この二人の仲は(一部分が似ていることもあって)比較的良好だ。

瑞鳳「そのうちに慣れるわよ、ここは『入ったら抜け出せない鎮守府』って呼ばれてるから」

大鳳「え? それってどういう――」

瑞鳳「じゃあ私は艦載機の整備があるから、またね。今度暇な時にでも九九式艦爆の足について話そ」

大鳳「あっ、ちょっと待っ――行ってしまったわね……」

呼び止める間もなく、瑞鳳は走り去っていく。

どうしようもなく気になることを言い残されてしまった大鳳は、意を決して近くを通りかかった重巡洋艦に話しかけるのだった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/537.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice