1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/28(水) 17:58:21.49 ID:rdgtNHnNo
俺の"秘密基地"は第一校舎の三階にある。
八幡「はぁ……はぁ……うっ……」
息苦しい学校生活と、抑制されたぼっち生活で集約された性欲が俺のイチモツに滾る。
その日も俺は、女子トイレで自慰に浸っていた。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 17:59:01.85 ID:rdgtNHnNo
ふぅ……。また今日もイってしまった。
熱い息を吐き出しながら俺はそう考えた。
今日のおかずは斜め前に座っていた海老名姫菜の真剣に授業を受けている横顔だ。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 17:59:36.32 ID:rdgtNHnNo
女子トイレの個室の壁についた自分自身の精液をポケットティッシュで拭き取りながらこれまでの習慣を振り返る。
俺のこの習慣は2年生に進級した春からずっと続いている。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:00:16.22 ID:rdgtNHnNo
と、もはや習慣となった行動パターンを思い出しながら俺はティッシュを便器に投げ入れ、足でレバーを押した。
証拠隠滅は完璧に、それが俺の正義(ジャスティス)。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:00:58.74 ID:rdgtNHnNo
八幡「よしっ！」ｶﾁｬﾘ
進路経路オールグリーン。安全だ。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:01:31.88 ID:rdgtNHnNo
八幡「あ……、えっと…」
すごい美人な子だな……。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:02:08.52 ID:rdgtNHnNo
これはまずい。だがこのまま押し黙って居ては警察の仕事を増やすだけだ。
落ち着け、こんな時のために中2の時にひっそりと書いた厨二ノートばりに慎重に、かつ真剣に考えた対策言論を読みあげればいいだけだ。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:04:09.32 ID:rdgtNHnNo
……。
おそらく、あの様子ならまぁ、大丈夫だろう。
出会い頭は流石に肝が冷えたが……。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:05:04.23 ID:rdgtNHnNo
平塚「春休みだからといってハメを外しすぎるなよー。では解散」
終業式の後の担任の挨拶は拍子抜けするほどあっさりとしたものだった。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:05:40.93 ID:rdgtNHnNo
戸部「葉山くんとカラオケいくやつこいやー！！」
生徒a「戸部くん俺もー！！」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:06:26.24 ID:rdgtNHnNo
材木座「おぉー！八幡ではないか！！我が軍とともにカラオケへ行こうぞ！」
クラスのオタク集団のリーダー。材木座義輝。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:07:05.97 ID:rdgtNHnNo
八幡「いや、気持ちは嬉しいがな今日はちょっと妹と用事がな……」
あいにくこっちは同類となんて思っていない。
学校の外に出てまでヲタ連中に付き合われるのはゴメンだ。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:07:37.53 ID:rdgtNHnNo
今日は終業式ということで、午前中に授業が終わった。
俺はいつもより三時間早い、二時に行動を開始する。
八幡「……！」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:08:44.43 ID:rdgtNHnNo
俺はニヤニヤと笑みを浮かべながらズボンのベルトに手を掛けた。
今日の「お相手」はテニス部所属の美"少女"。
戸塚彩加だ。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:09:52.56 ID:rdgtNHnNo
泣きじゃくりながら俺のイチモツを咥え込む彼女……！！
咥え込み、むせ返る彼女……！！！
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:10:27.81 ID:rdgtNHnNo
いつもと同じようにポケットティッシュで個室の壁についた自分自身の子種を拭き取り、便器に捨て、流した。
八幡「今日もいいマスかいたぜ……」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:11:55.14 ID:rdgtNHnNo
そして俺は個室の壁に寄りかかり、外の具合確かめる。
この瞬間が大切だ。
ぼっち特有の陰口センサーを活用し、周囲を聴覚だけで把握する
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:13:04.87 ID:rdgtNHnNo
じょ、女子の声！？ま、まずい！！トイレに入ってきている……。
どうした……。落ち着け、俺。鍵さえ掛けていれば大丈夫なはず……。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:14:41.78 ID:rdgtNHnNo
トイレ女b「……なんか応えろよ」
応えようにも答えるはずがない。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:15:42.53 ID:rdgtNHnNo
間一髪、助かったようだ。
冷や汗と心臓の鼓動が凄まじい。
隣の個室に入ったな…。……？ カチッという音が聞こえた…。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/28(水) 18:17:28.60 ID:rdgtNHnNo
言葉遣いからしても、あまり品の良い連中ではなさそうだ。
全く、うちの小町を見習えってんだ。
うちの小町はなぁ……、お兄ちゃんを大切にしてくれてなぁ……、毎日毎日おいしいご飯を作ってくれてだなぁ……。
44Res/14.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
