過去ログ - 咲「命にかえてもお嬢をお守りします」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/01(日) 20:27:26.80 ID:ILYbYInd0
淡「さ、サキ……? なんなの、そいつ」

どう見てもカタギではない男と対等に、いやむしろ敬われながら淡々と話をする咲に、
淡は涙目になりながらようやっと声を掛けることができた。

咲は今自分の置かれた状況を思い出したようにきょとんとすると、
『あとのことは任せます』と男に告げる。

すると再び4回 ノックが鳴って、部屋の中にボーイ姿の男たちが数人入ってきた。

今度は大きめのワゴンが2つも一緒に入ってきて、
ボーイ姿の男たちはてきぱきと床に倒れ伏した黒スーツの3人をワゴンの中に回収すると
その上に白い厚手のシーツを被せて出ていってしまう。

それを横目で見やりながら咲は、智葉へと視線を移す。
憩達もつられて智葉を見る。

智葉「よくやってくれた。咲」

咲「いえ。智葉様の側近として当然のことです」

淡「そ、そっきん?」

なんだっけ、そっきんって。ふっきんの親戚かなにか?
追い付かない思考に、智葉が割り入った。

智葉「…お前たちに紹介しておく」

智葉「彼女は咲。この私、辻垣内組次期組長の配下でボディガードだ」

洋榎「は?次期組長?」

憩「ボディガード?」

皆頭上にはてなマークを浮かべている。
お嬢、何もそこまで正直に話すことはないのでは?と咲は場違いにも呆れていた。


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