過去ログ - 草薙護堂「聖杯戦争?」衛宮士郎「なんでさ」
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◆kuMzaQvwGE
[sage]
2014/07/10(木) 17:38:10.95 ID:ghdP/fof0
護堂「……まさか、あの爺さんこれと似たようなのを他の奴らにも送ってるんですか?」
甘粕「そのようです。各地のカンピオーネから参加の旨が続々と寄せられています。
まだ連絡が入っていないのは隠居中のアイーシャ夫人とアメリカのJPSだけですね」
護堂「7人のカンピオーネに7人のサーヴァントってことか……ったく、あの爺さんはなんでこんなことを」
薫「先程、サーヴァントの現界を支えているのはマスターと言いましたね?
普通の魔術師なら魔翌力切れもありますし、一度に出せる出力にも限界があります。
ですが、それが神殺しの君ならば……」
祐里「召喚される英霊は『まつろわぬ神』と同レベルの力を持つ。という訳ですね」
薫「祐里、視えたのかい?」
祐里「ええ、確実にあっているとは限りませんが。恐らく、ヴォバン様の狙いは『まつろわぬ神』と同等の力を持つ英霊と闘い、さらには聖杯の力で『まつろわぬ神』を召喚することです」
エリカ「……やっぱり護堂の同族ね。私ならそんなこと絶対に思いつかないし、思いついてもやろうなんて絶対に思わないもの」
護堂「だから、俺をあいつらと一緒にするのは辞めてくれって」
エリカ「それで?どうするの護堂」
護堂「止めるしかないだろ。このままじゃ、その冬木市どころか日本中が焦土になりかねないし」
祐里「やっぱり護堂さんならそう仰いますよね。私も一緒にいきます。いざという時に護堂さんをお止めするのは私の役目ですし」
エリカ「騎士として、いくら魔王様のお望みでもそんな狼藉を許す訳にはいかないわ。もちろん私もついて行くわよ」
リリアナ「私も侍従長としてこのような大事には着いていかなければなりませんね。もとよりあなたと私は比翼の鳥、離れるはずがありません」
恵那「あ、恵那も行くよ。薫さん達とサポートにまわるより王様と一緒の方が楽しそうだし」
護堂「じゃあ、決まりだな。ヴォバンの爺さんを止めるぞ!」
薫「ふふ、分かりました。それでは甘粕さん、手配をお願いします。」
甘粕「わかりました。はぁ、今回の後処理の事を考えると今から憂鬱ですよ」
そう言って部屋から出て行く彼の顔は諦観したかの様に暗かった。
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