4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/22(火) 23:44:36.42 ID:0DgC4pOP0
チャイムがなる。覚醒。何時間、何十分くらい寝たんだろう。時計も見ずに玄関へ向かう。扉を開けると外は茜色に染まっていた。そこには同じくらい茜色の笑顔を見せる穂乃果ちゃんの姿があった。
迎えに来たよ!
え?
困惑の色を隠せない私の手をとり、穂乃果ちゃんは突然走り出す。なに、なんなの!?私が言う。いいからいいから♪彼女が言う。数十分間走らされて辿り着いたのは学校。なぜ?あれ、穂乃果ちゃん?
こっちこっち!
いつの間に手を離していたのか、彼女はもう上靴に履き替えて私を呼んでいた。ていうか私、私服なんだけど……。先生に見つかったらめんどくさそうなので穂乃果ちゃんの後ろにピッタリくっついて歩く。どうか何も起こりませんように……。
20Res/9.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。