過去ログ - 穂乃果「犯人はアナタだよね」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/28(木) 23:08:15.41 ID:1h1hQShZ0
高坂家

???「…ちゃん おねえちゃ…」

穂乃果「ムニャ…もうちょっと寝かせて…」

雪穂「お姉ちゃんってば!」

穂乃果「うわ! いきなり大声出さないでよ」

雪穂「いきなりじゃないよ何回起こしたと思ってるの」

穂乃果「たはは…」

雪穂「お姉ちゃん今日μ‘sの練習あるんでしょう? …もうお昼だよ練習行かなくていいの?」

穂乃果「お、お昼!? 今何時!?」

雪穂「そこにお姉ちゃんのケイタイあるじゃん」

穂乃果「えっと…何々ってもう12時になってる!? 今日の練習は10時からだったのに! しかも海未ちゃんから何十件ものメールと電話の履歴が・・・」

穂乃果「とりあえず『今から行くね』と返信してと…今から急いで学校行ってくるね」

雪穂「ったく昨日も夜更かしするからだよ…ってもういない」

穂乃果「いってきまーす!」

雪穂「そんなに早く準備できるのに何で遅刻するかなぁ…」


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:08:53.47 ID:1h1hQShZ0
学校 校門前

穂乃果「はぁ…はぁ…練習前からこんなに走ってきたら体力消耗しちゃうよ」

穂乃果(あれ? お日様が眩しい日曜なのにグランドでどの部活も練習してない…そっか! 試験前だから部活はお休みになってるんだった。ライブが近いから我らがμ‘sはことりちゃんのママに許可をもらって練習できるんだけどね。うう…ますます遅刻した罪悪感が)
以下略



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2014/08/28(木) 23:09:33.14 ID:1h1hQShZ0
部室前

穂乃果(あれ?部室の扉の前でμ`sのみんなが集まってる)

穂乃果「みんなー!ホントにごめん!遅刻しちゃった」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:10:10.38 ID:1h1hQShZ0





以下略



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2014/08/28(木) 23:10:48.21 ID:1h1hQShZ0
穂乃果「え? …ころさ…? ってなに言ってるの海未ちゃん、そんなわけないよね…ジョークだよね…」

海未「残念ながら嘘じゃないです。この部室の扉の向こうに花陽の…花陽だったものが」

穂乃果「嘘だよね! 穂乃果をからかってるのでしょ! さっさと部室に入るね!」
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2014/08/28(木) 23:11:40.73 ID:1h1hQShZ0
部室内

穂乃果(部室内に入ると頭から血を流してうつぶせで花陽ちゃんが部室に倒れていた…嘘、なんだよね…)

穂乃果「…」
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2014/08/28(木) 23:12:19.90 ID:1h1hQShZ0
穂乃果(ってあれ? 花陽ちゃんが右手の近くに血文字が…これって噂のダイイングメッセージかな? しかも・・・)

穂乃果「へたな字でひらがなで『まき』って書いてある…」

真姫「気付いた? 私が犯人よ 花陽と言い争ってるうちについ突き飛ばしちゃって…当たりどころが悪かったみたいね」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:12:53.72 ID:1h1hQShZ0
絵里「ちょっと一旦落ち着きましょ。このままじゃ互いの不信感が募るだけよ。真姫、あなたは警察が来るまで使ってないA教室で一人で待機しておきなさい」

真姫「そうね。私は犯罪者だものね…隔離されて当然よ」

絵里「ことり、鍵を貸してくれないかしら? 学校が休みの今日は理事長の娘のことりが全部の教室の鍵を管理しているんだったわね。私は真姫が逃げないようにA教室の扉の前で見張っておくわ」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:13:35.61 ID:1h1hQShZ0
部室内

穂乃果「やろう…いや絶対やるんだ! 穂乃果、やるったらやる!」

海未「急にどうしたのですか穂乃果?」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:14:25.56 ID:1h1hQShZ0
穂乃果「じゃあまず花陽ちゃんの状態の確認だね。頭から血を流してるから頭をぶつけっちゃったのが死因だと思うけど」

海未「脈は…やはりないですね。頭をぶつけたのはこの本棚でしょうか?本棚の角に血がついています」

穂乃果「へぇ…そういえば殺人現場って言うと仰々しいけどキレイに片付いてる部屋だね」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:15:01.52 ID:1h1hQShZ0
B教室に移動中

穂乃果「そういや花陽ちゃんが殺されちゃったのに凛ちゃんはあんまり落ち込んでないように見えたね」

海未「そう…ですか? やはり凛はみんなを落ち込ませないよう、気丈にふるまっただけだと思いますよ」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:15:44.83 ID:1h1hQShZ0
B教室

穂乃果「みんな、今日の午前中のこと教えてくれないかな? 今日の事件納得できないことがいくつかあってね」

みんな「…」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:16:28.32 ID:1h1hQShZ0
絵里「朝は10時に穂乃果以外の全員が集まったわね。そしてライブが近いといことでそれぞれ役割分担して練習に臨んだわ」

穂乃果「役割分担?」

絵里「ええ…海未とことり、にこは生徒会室でそれぞれ作詞と衣装づくり、真姫は音楽室で作曲、残りの4人は屋上でレッスンという段取りになったの」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:17:12.57 ID:1h1hQShZ0
絵里「えっとそれは…」

にこ「にこよ。にこが部室に衣装作りで使う道具を取りに行ってる道中で花陽の悲鳴が聞こえて急いで部室へ向かったわ。そのあとすぐ同じく生徒会室にいたことりと海未がきたの」

穂乃果「ことりちゃんたちも花陽ちゃんの悲鳴が聞こえたってこと?」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:17:46.23 ID:1h1hQShZ0
にこ「頭から血を流して倒れている花陽とそのそばで立ち尽くしている真姫ちゃんがいたわ」

穂乃果(それだけ聞くと真姫ちゃんが犯人以外あり得ない気がするなぁ)

みんな「…」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:18:23.97 ID:1h1hQShZ0
穂乃果「それではみんなに最後の質問だよっ! 他に12時前に部室に寄った人はいる?」

みんな「…」

穂乃果「えへへ…だよね。じゃあ一応聞いておこうか12時より前に一人で行動した人はいる?」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:19:02.87 ID:1h1hQShZ0
海未「それで…穂乃果、次はどうします?」

穂乃果「そうだなぁ とりあえず直前まで真姫ちゃんがいた音楽室にいってみよう、せっかく部室と音楽室が近いんだから部室から直接音楽室に向かえばよかったかもね」

海未「そうかもしれませんね」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:19:41.11 ID:1h1hQShZ0
音楽室

穂乃果(音楽室に入るのも久しぶりだなぁ、キレイな声とピアノの音に誘われて真姫ちゃんと初めて会ったのもここだったっけ)

穂乃果(やっぱり音楽室だからピアノや木琴や鉄琴など色んな楽器があるね。穂乃果が名前を知らない楽器の方が多いけど。ああっそれともちろん学校の教室だから黒板や机、放送が流れるスピーカーもあるよ)
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:20:31.61 ID:1h1hQShZ0
海未「で、どこから調べます?」

穂乃果「やっぱり真姫ちゃんが使ってたピアノを調べよう」

海未「ええ、そうですね」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:21:14.65 ID:1h1hQShZ0
穂乃果「これは…楽譜だよね、穂乃果は読めないけど、すごい量があるね。これなら12時より前に花陽ちゃんに会う時間はなかったんじゃないかなぁ」

海未「それだけでは証拠としては弱いですね。元々準備していたことも考えられますから」

穂乃果「うう…イジワルだなぁ、おっとこれはテープレコーダーかな?音楽を録音しておいて後で自分やみんなで聞いたりするのに使うのだろうね」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/28(木) 23:22:06.62 ID:1h1hQShZ0
テープレコーダー「……………………………………ダレカタスケテー」

穂乃果「! 海未ちゃん、これって!?」

海未「ええ、花陽の事件のときの悲鳴ですね…しかし残念ながら真姫の声が入ってないのでこのときに真姫が音楽室にいた証明にはならないでしょう」
以下略



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