過去ログ - キョン「後ろの席の奴が気になる」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/05(金) 21:35:46.34 ID:cILIcc970
入学式で一人気になる奴がいた。

目立つそいつはクラスも同じで、よりによって俺の真後ろに座りやがった。

なんで気になったかだって?今言ったように目立ったからだ。

美少女で目立った?とんでもない!

目立つくらいの美少女が後ろに座ってくれる世界ならどんなに良かったことだろう。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 21:36:36.82 ID:cILIcc970
そいつは全身が黒かった。黒人なんてものじゃないくらいにね。

しかもムキムキのマッチョ体型。背も高い。

顔は馬面でつぶらな瞳が特徴的だ。つぶらな瞳をしたゴリラーマンと言った方がいいだろう。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 21:37:04.62 ID:cILIcc970
担任がやってきて自己紹介の時間となった。

俺の自己紹介も終わり、ここまでは恙なく紹介は終わっていった。

そしてそいつの番がやってきた。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/05(金) 21:37:23.76 ID:XTeNvHoh0
じょうじ


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 21:37:27.97 ID:cILIcc970
その時は自分の名前しか言ってないじゃないかと思った。

担任の岡部がフォローするその時まではね。

岡部が「彼女は涼宮ハルヒさんだ。次の人」と場を回した。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 21:37:53.79 ID:cILIcc970
数日後、何となく不快なそいつに何故か話しかけてしまった。

「なぁ、自己紹介のアレ」

「じょ」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/05(金) 21:38:23.55 ID:nRitUwLDO
そりゃ気になるわ


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/05(金) 21:38:36.23 ID:7MJPFum4o
じょうじ


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/05(金) 21:40:25.12 ID:ZLk7/t0SO
またとんでもないのとクロスしてきたなwwww


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 21:46:26.14 ID:cILIcc970
昼休みになると俺は中学が同じで比較的仲のよかった国木田と、
たまたま席が近かった東中出身の谷口という奴と机を同じくすることにしていた。

じょうじの話題が出たのはその時である。

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/05(金) 21:52:36.26 ID:lTTiiz49o
あれかTERRA FORMARS


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 21:54:01.90 ID:cILIcc970
背後にでっかいゴキブリが居るような不安感を感じつつ日々を過ごしていたある日のこと。

終業のチャイムが鳴ると共に俺はじょうじに腕を掴まれた。

とてつもない恐怖と嫌悪感を抱くと共に、人間とは思えない力で引っ張られた。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 21:58:27.80 ID:cILIcc970
じょうじは部室の中ほどにまで進むと両手を広げて、

「じじょう」

と無表情なままで言った。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/05(金) 22:04:46.34 ID:GuDTNc4p0
テラフォおもろいよね


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 22:08:36.37 ID:cILIcc970
「訳がわからん奴に侵入されて迷惑だろう?
 俺も無理やり連れてこられたんだがスマンな」

「構わない」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 22:16:19.31 ID:cILIcc970
翌日の放課後、俺は仕方がなしに部室に足を運んだ。

死刑はやだからな。

部室には既に長門が着ており読書をしていた。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 22:17:02.73 ID:cILIcc970
「じょう」

じょうじだ。

じょうじは一人の美少女を捕まえていた。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/05(金) 22:56:13.10 ID:cILIcc970
「朝比奈さん」

「何ですか」

年上にまったく見えない朝比奈さんは純真そのものの無垢な顔を傾けた。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/06(土) 01:42:57.95 ID:9xsZSzsD0
それから数日経ったある日のこと。

じょうじが再び文芸部に人間を連れ込んだ。

「じょう」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/06(土) 01:43:29.13 ID:9xsZSzsD0
「じじじょうじじょおじじょうじじじじょう」

じょうじが何かを言っている。

「はあ、なるほど」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/06(土) 01:44:34.19 ID:9xsZSzsD0
そんな感じ人数が増えた訳だが、今俺は一度古泉に連れてこられたことのある閉鎖空間とやらに居る。

ここに至るまでには色々とあった。

長門に呼び出されたかと思ったら、自分は宇宙人でじょうじを観察していると言って、
以下略



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