過去ログ - モバP『もし俺が空を見上げて「バカな…早すぎる…」ってつぶやいたら』
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16: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/09/07(日) 21:29:57.79 ID:YJvwegJx0
逃げる人々の中で、唯一人、立つ少女。
その巨躯は、揺るがぬ巌の如く、惨劇が繰り広げられているであろう箇所をただ臨む。

その大樹を思わせる姿とは真逆に、彼女の持つか弱き心は己が為した罪にただ痛む。
無知は罪を犯す理由にはならない。

悲しみなど、苦しみなど、己が傷つけ続けていた仲間に、…かつての友に比べれば些細な物。

きらり「仕方がないにぃ、一発ケリをつけにいくよーっ!」

そう叫び、人の流れとは真逆に舞台へと躍り出る。
大地を割るグラディエーターは、贖罪のため、己の心を凍らせた。


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