8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:21:48.58 ID:RJNWzUS1o
花陽「...大丈夫だから」
海未「無理はしないでくださいね、今日は暑いですから、熱中症の危険もありますし」
花陽「......」
ことり「かよちゃん?」
花陽「あ、大丈夫だよ!」
ことり「まだなにも言ってないけど...、あんまり思い詰めちゃダメだよ?」
花陽「う、うん」
μ'sの練習においてぶつかったり転んだりすることは特別珍しいことではない、ほとんど全員がダンスについては素人である故、振り付けもフォーメーションも手探りでトライ&エラーを繰り返しながら作り上げていくのが彼女たちのスタイルだった。
しかし問題は今がライブイベントの直前であるということだ、既に振り付けを吟味する段階は過ぎ、リハーサル形式で全体を通して合わせている状態だ、そういう状況で何度もミスをして練習を中断いれば否が応にも責任を感じるものである。
特に花陽はそういう傾向が強いことは周知でありメンバーも気を遣っているのだが、それを察した花陽が余計にプレッシャーを感じるという悪循環に陥っていた。
花陽「......」
ことり「......」
絵里「今日はここまでにしましょうか、本番前に疲れを溜めるのもよくないしね」
見かねた絵里の一声で今日の練習は花陽の表情が晴れることなく解散になった。
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