3: ◆pjcAosyDG/fJ[saga]
2014/10/28(火) 00:03:57.37 ID:eBpa/FTe0
凛「さてと…」
凛「教室に入ったら一人でちょっと淋しいなぁ」
凛「まだ時間あるし、テキストの問題でも見とこっと」
凛「あっ真姫ちゃんとかよちんに教えてもらった範囲だ!そこそこ自信あるもんね」
凛「……2次関数」ペラッ
凛「……確率」ペラッ
凛「……平面幾何」ペラッ
凛「あれ、ぜんぜんわからないにゃ」ゾゾーッ
凛「帰りたくなってきた……そうだ、落書きしよっと」
凛「フンフン〜」カリカリ
希「何描いて遊んどんのー?」
凛「あっ希ちゃん!これは真姫ちゃんが落とし穴にハマる絵にゃ!」
希「へぇ〜」
凛「ってええええええ!?なんで希ちゃんがいるの!?」
希「なんでやろなぁ〜」
凛「あ、希ちゃんもしかして浪人かにゃ!?」
希「ちゃうよ!夏の間この塾でお手伝いさせてもらってんよ」
凛「なーんだ」
希「どっちかというと凛ちゃんが塾おるのが驚きや」
凛「もうそんな感じのセリフ1億回くらい言われたよ、でも希ちゃんはなんでこの塾に?」
希「フフフ…実はうちが大学受かれたのはこの塾のおかげや」
凛「やっぱり!希ちゃん塾行ってたの知らなかったよ」
希「3年の終わりくらいの最後の詰めに、な。高校の授業もええけど、やっぱり人気の講師は受ける価値十分や」
凛「へぇー」
希「それにこの塾は自習環境が優れてる、個別ブースに講堂型自習室、アロマ自習室なんてのもあるんよ」
凛「スピリチュアルだにゃ」
希「あと、担任講師の進路相談、それに模試のフォローアップも、いつでも質問できる体制も整ってるし」
希「学生の質も高いし、何より合格実績やね。この数字を見れば凄さは明白やで」
凛「ちょっと宣伝くさくないかにゃー?」
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