過去ログ - 【アカメが斬る!】ナイトレイドVSイェーガーズ 決戦!サッカー対決!
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15: ◆jroLwhVJvbnN[saga]
2014/11/02(日) 21:46:55.58 ID:3gnYoCYj0



最初に出会ったのは、『イェーガーズ』の補欠メンバーを探すために募集をかけた時だ。色んなサッカーをするものがいたが、
私が満足するほどの技量を持った者はなかなかいなかった……。これは失敗だったかと思った時、タツミが現れた。


タツミ『せいっ!』ドシュ!


ラン『見事なシュートですね。それ以外も、ドリブル、パス、ブロックにフェイント、これまで見た中では一番の選手です』

エスデス『確かに。帝具もなしにあれほどの力を発揮する選手はそうはいないな……よし、奴をメンバーに加えるぞ』

ラン『分かりました』

エスデス『…………』


最初はサッカーの腕前に見事と思い、私はその時感じていた別の何かに気がつかなかった……


レオーネ「それって確かタツミに潜入調査させた時だよな?」ヒソヒソ

ラバック「あぁ……まさかその日のうちに連れて行かれるとは思わなかったけどな」ヒソヒソ


『イェーガーズ』のメンバーと練習する姿を見るたびに、私は自分の胸の中で感じる”何か”が大きくなっている事に気づいた。
だが、それが何なのか分からず、ウェイブと二人でフェイクマウンテンで自主練習を命じたその日、タツミは姿を消してしまった……


タツミ(あの時は大変だったなぁ……足を滑らせて斜面を転げ落ちるわ、危険種に襲われるわ……アカメが来てくれなかったら死んでたぜ)

ウェイブ(あの後は大変だったなぁ……タツミに逃げられたせいで拷問されるわ、練習がハードになるわ……あの一週間は地獄よりも地獄だったぜ)ホロリ


次に会ったのは月が綺麗な夜、我ながららしくもなく散歩に出かけ、フェイクマウンテンに来た時だった。タツミは危険種の群れに追われながらも、
ドリブルで駆け抜け、挟まれても見事な足裁きでボールを守りながら抜け出していた。
運命的なものを感じながらも、私は危険種を蹴散らし、再会を喜んだ。だが別の危険種の群れが襲い掛かって蹴散らしている間に、また消えてしまった。


ラバック「俺と二人で練習してた時か?危険種の群れに襲われて二手に分かれてた時だな!テメーこっちが命がけで逃げ回ってる時に何密会してんだ!」

タツミ「俺だって必死に逃げてたよ!まさか出くわすなんて夢にも思わなかったんだよ!」


出会っては別れ……私の心には”何か”を失って、ポッカリと穴が開いたようだった……。

気分転換も兼ねて、『イェーガーズ』の強化合宿のため南の無人島に来ていた時、また私は夕焼けを見ながら食後の散歩に出かけていた時、
一人リフティングしているタツミを見つけた。ユニフォームを見て『ナイトレイド』のメンバーと知って愕然としたが、それ以上に、夕焼けの
光を浴びながら必死に練習し、時折見せる無邪気な笑顔のタツミを見て確信したんだ……『あぁ、私はタツミに一目惚れしていたんだ』と。


レオーネ「それってウチらが強化合宿に来てた時か!?『イェーガーズ』のメンバーもいたのかよ!?」

スサノオ「さほど広くも無いあの島で練習中に出会わなかったのは凄まじい確立だな」

ラバック「着々とイベント積み重ねておっ建てたフラグじゃねーか!テメーどこの主人公だ!?」ガシィ!

タツミ「ユニフォーム引っ張るな!伸びるだろ!」





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