過去ログ - 仮面ライダーエターナル「アイちゃん・・・。さぁ、地獄を楽しみな!」
1- 20
5: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 21:44:45.28 ID:uYZsoZDg0

どのくらい進んだだろう。
やがて舟は暗黒の川を渡り終え、何処かの岸部に着いた。
「いやぁぁぁっ!! いやぁぁぁぁ!! マナァァァァ!!」
「うるさいわね!! これだから子供は嫌なのよ! まったくストレスでお肌が荒れちゃうわ!」
もがく赤子を抱えたまま、くねくねは何処かへと歩いて行った。
その行き先は、死者に裁きを行なう地獄の一丁目。閻魔大王の待つ所だった。
その巨大な門の前には一人の白い異形が立っていた。
激しい地獄の強風がそのマントを揺らした。
そしてアイちゃんは、その異形の前に置いてあった小さなあかちゃん用の椅子の上に置かれた。

「京水。ご苦労だったな・・・」
「あらヤダ克己ちゃん。やるべきことをきちんとやったまでよ」
白い異形に褒められると、黄色い怪人は照れた様子を見せて、クネクネと体を動かす。
「ようこそ、キモ赤子・・・。いや、アイちゃん・・・。ここは平成ライダー地獄だ・・・!」
「きゅぴ・・・?」
アイちゃんはなんのことだかサッパリ分からない。
「お前は死んだんだよ。此処はニチアサ世界で死んだモノたちに、閻魔の裁きを与える場所だ・・・」
「アイちゃん、ちんだ・・・?」
幼い彼女には、まだ『死』の概念を理解できない。
しかし、この場所が嫌な場所だと、逃げるべき場所だとは理解できた。
「・・・ぶっちゃけて言えば、作者が色々シチュエーションを考えるのが面倒になって思いついた地獄だがな」
と、白い怪人は呟いた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
46Res/48.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice