過去ログ - 魔法使い「メラしか使えない」
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11: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/12/06(土) 23:13:33.71 ID:PwdxvtBAO
……食べられそうな兎の魔物をメラで焼いてナイフで解体し、塩焼きにして食べた

すごくジューシーだ

美味い……

もう一匹狩って保存食にしよう


お腹一杯で幸せな気持ちで目を閉じた


血まみれで多少獣臭くなったかも知れない

今勇者が私を見つけたら、野生のメラ使いが現れた!とか言われるかも知れない

野生のメラ使い……

一人で吹き出して眠る


港町に着いた


人がとても多い……

臭くないかな?

早めに宿を取り、服を買い、お風呂をもらうことにしよう

町を歩き道具屋を探す

薬草や塩を売り、いくらかお金ができた

試しに兎の肉を売ろうとしたが、断られた

もう少しお金が欲しいので仕事をもらうため酒場に行く

途中

絡まれているのか船乗り風の人が、盗賊風の男二人に取り囲まれている

私はよく話しを聞くために近寄った


盗賊「ああ、なんだオメエ?」


いきなり怒鳴りつけられた


魔法使い「荒っぽい……喧嘩は良くないよ?」


盗賊「はん、なんか獣臭えが顔は上玉じゃねえか」

盗賊子分「綺麗に飾ったらどこぞの変態貴族が高く買ってくれそうですぜ!」

盗賊「そう言うわけだ、お前が俺らに着いてきたらコイツはゆるしてやるぜ?」


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